2009年12月12日土曜日

メディアラボ[映像編]  実践!

2009年12月12日(土)10:30〜

11月に3週間連続講座として実施した、メディアラボ映像編。その実践編として実際に映像作品をつくるワークショップを実施しました。
今日の会場は、東京学芸大学美術棟です。映像編の講師、鷺山啓輔さん、坪田義史さん、岩井主税さんを迎え、映像編集がはじまります。
今回素材としたのは、5日(土)地域ラボに参加しながら撮影したものや、参加者が小金井市内で撮影したものです。

キャプチャーのときのポイントから始まり、編集のアドバイスまで。どんな映像を作りたいかを考えながら、参加者と講師が一緒になって作業を進めていきます。

最後の作業は、18時すぎまで及びました。お疲れ様です…!

今回はウェブ公開用に、1〜3分の短い映像作品を制作しました。作品は、後日にウェブ上で公開予定です。お楽しみに!
(ながしま)

2009年12月9日水曜日

月例リレートーク 障害者週間特別編! 「アートで障害という境界を越える」(第5回)


リレートーク#4の会場は歯医者さんのロビーでした ↑

前回より市庁舎を飛び出したリレートークですが、
次回(12/9)は小金井市障害者福祉センターが会場です。
http://e-w-cocolo.com/npo/npo.html


実は、今回の開催にあたって、
上記のようにアクセスが悪いため、
会場変更の話もあがりました。

でも、、今回は障害者週間(12/3-9)にあわせた特別編。
その「現場」で開催することを重視しました。

アクセスは少し悪いかもしれませんが、
それも含めてリレートーク特別編の
テーマを一緒に考えていただきたいと思っています。
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<障害者週間>特別編 月例リレートーク#5

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「アートで障害という境界を越える〜
山之内洋さん(滋賀県社会福祉事業団)に聞く」
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アウトサイダーアート、アウトサイダーライブ、
障害者芸術、ボーダレスアート・・・など
近年、さまざまな場面で障害との関係へつながる
アート活動が増えてきています。

今回の月例リレートークでは、アートを通して、
障害という境界を越えた社会づくりの実践について考えます。

障害者芸術の先進県といわれる滋賀県より、ボーダレス・
アートミュージアム(NO-MA)
やアウトサイダーライブで
有名な「糸賀記念賞音楽祭」を主催する滋賀県社会福祉事業団より、
山之内洋さんにゲストとしてお越しいただきます。

後半は、いつも通り、会場とも議論をしていきます。


日時|2009年12月9日(水)18:00〜21:00
※12月3日~9日は障害者週間です。
会場|小金井市障害者福祉センター(緑町4―17―10)
参加費|500円(資料代)
定員|30人
ゲスト|山之内洋さん(滋賀県社会福祉事業団職員)


ゲストプロフィール|
山之内洋(滋賀県社会福祉事業団企画事業部)
1968年大阪生まれ。龍谷大学社会学部社会福祉学科を卒業後、
信楽青年寮にて勤務。2001年滋賀県社会福祉事業団企画事業部に移る。
2002年より障害者芸術文化促進事業の担当となってからは、
ボーダレス・アートミュージアムNO-MAの創設に関わる一方で、
主として音楽やダンスのワークショップを滋賀県内に広めつつ、
毎年11月にその成果発表の場として『糸賀一雄記念賞音楽祭』を開催している。

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2009年12月6日日曜日

映画フィルムの魅力、発見・再見!〜上映会&シンポジウム

今日から3日間集中の歴史ラボが始まり、明日は地域ラボ
明後日は今回お知らせする上映会&シンポジウムも開催されます!
師走のアクションラッシュ、目白押しです。

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小金井アートフル・アクション! 光とフィルムの映像表現ワークショップ Part3 
「映画フィルムの魅力、発見・再見! 〜 上映会&シンポジウム」

1960〜70年代にかけて家族の記録として普及した8ミリ映画も、1980年に入ってからホームビデオの登場で需要は激減した。メーカーがカメラや映写機を次々と生産中止とするなか、映画の魅力に取りつかれ たホームムービーのユーザーや独自の表現を試みる映像作家たちは、現在でも映画フィルムにこだわって作品を制作している。「光とフィルムの映像表現ワークショップ Part3」では、8ミリフィルム、16ミリフィルムを使って個人をベースに制作された ホームムービー、ドキュメンタリー、実験的な作品を上映いたします。 1940〜60年代に制作されたアメリカのアヴァンギャルド映画の特別上映や、「フィルムを残していくこと」をテーマに、映画監督や評論家が参加するシンポジウムも開催いたします。
デジタル映像とは違った、映画フィルムの優しくて柔らかい画面をご堪 能ください。

■日時:2009年12月 6日(日) 12:00〜 20:00
■会場:小金井市公民館 本館 4F 視聴覚室(東京都小金井市中町4-15-14)
■定員:各回70名

*Aプログラム「いまも残る8ミリフィルムのかたち」
■12:00〜13:00 ■参加費/無料
8ミリフィルムで作品をつくることがますます困難になった現在でも、 8ミリというメディアにリスペクトした小金井在住作家、8mmFILM小金井街道プロジェクトのメンバー(新宅謙吾、清成晋太郎、堀江 武、藤山正直、水由湧、片山 薫)による8ミリフィルム作品集を上映します。
●瞬息……水由 章(1997年、3分、8mm)
●瞬息8……水由 章(2005年、3分、8mm)
市民から寄贈された、50年前の小金井市桜町を記録した貴重なフィルムも特別に上映します。
●桜町の記録……小野 明(1959年3月・5 月、5分、8mm・レギュラー)


*Bプログラム「8ミリによる真摯な眼差し」
■13:30〜14:50 ■参加費/500円
●草とり草紙……福田克彦(1985年、80分、16mmFILM(オリジナル8mm))


*シンポジウム「観る行為と撮る行為〜フィルムを残すことについて」
■15:00〜16:30 ■参加費/無料

パネリスト:大久保賢一(映画評論家)、山崎 博(写真家)、 黒川芳朱(映像作家)、七里 圭(映画監督)、モデレータ:水由 章(映画作家)

*Cプログラム「映画フィルムという魔力」
■17:00〜18:30 ■参加費/500円 ■16 mmフィルム
●エンゼル……辻 直之(2008年、6分)
●UN RELATIF HORAIRE NO.4/時間的相対……太田 曜 (1980年、5分)
●AQUARIUM……川口 肇(1991年、6分)
●MOTION……山崎 博(1979年、5分)
●MARCHING ON……末岡一郎(2009年、10分)
●流れるように 紡ぐように……水由 章(2009年、 6分)
●イコノクラスムNO.1……黒川芳朱(1999年、12分)


*Dプログラム「1940〜60年代アメリカのアヴァンギャル ド映画」
■19:00〜20:00 ■参加費/無料 ■16mmフィルム
●ラジオ・ダイナミクス……オスカー・フィッシンガー(1942 年、4分)
●サイエンス・フリクション……スタン・ヴァンダビーク(1959 年、10分)
●陸地にて……マヤ・デレン(1944年、15分)
●弥撤(ミサ)……ブルース・ベイリー(1963-64年、24分)
●プース・モーメント……ケネス・アンガー(1948年、3分)
●ワンダーリング……スタン・ブラッケージ(1955年、4分)
(作品提供:東京アメリカンセンター)


■お問い合わせは、8mmFILM小金井街道プロジェクトまで、お気軽にどうぞ。
 メール 8mmkoganei[@]gmail.com


主催:8mmFILM小金井街道プロジェクト
   小金井アートフル・アクション!実行委員会
http:// artfullaction.net/

協力: フィルム文化を存続させる会 東京アメリカンセンター
   ミストラルジャパン One's Eyes Film

助成 : 平成21年度文化庁「文化芸術による創造のまち」支援事業
*この事業は、小金井市芸術文化振興計画推進事業です。

2009年12月5日土曜日

歴史ラボ「現代美術の流れを知ろう」第二日目レポート

12月5日、「3日間集中!歴史ラボ「現代美術の流れを知ろう」(12/4-6)」の第二日目の講義が市役所第二庁舎にて行われました。

第二日目の講義は、1950年代のアメリカの抽象主義、フランスのアンフォルメルから始まり、ネオダダ、ポップアート、ミニマルアート、そして1960年代の日本の「もの派」などを俯瞰し、コンセプチュアルアートへ、という流れで行われました。

抽象表現主義、アンフォルメル、カラーフィールド絵画

まず「抽象の黄昏」と題して、上記3つのカテゴリについてのお話でした。
第一日目にお話いただいた「キュビスム」を第一次世界大戦を挟んで受け継ぐ形で発展していったそうです。大戦はヨーロッパを舞台に行われ、戦後のヨーロッパは、ホロコースト、対独協力など、精神の荒廃が進んでいました。
そんな中、美術の中心は戦前のパリからアメリカへと移って行ったそうです。アメリカの美術の発展には、ハロルド・ローゼンバーグ(「アメリカのアクションペインターたち」)やクレメント・グリーンバーグ(「モダニズム絵画」1961年)などの批評家が思想的な流れを作る重要な役割を果たしました。

抽象表現主義は、1940〜1950年代、アメリカのニューヨークを中心に発展しました。1920〜1930年代のキュビストは、社会の比較的裕福な人々で構成されていたのですが、抽象表現主義のアーティストは、移民出身など苦しい生活の人々もおり、また1930年代はアメリカの恐慌の時代でもあり、思想的に社会的な傾倒もあったそうです。

作家としてはジャクソン・ポロック、ウィレム・デ・クーニング、マーク・ロスコ、彫刻家のデヴィッド・スミスを中心に進みました。

特にポロックの『熱の中の目』、『五尋の深み(Full Fathom Five)』、『第1A番』『秋のリズム』『ラベンダー・ミスト』等で、「絵画の依って立つ条件」が模索されている様をご説明いただきました。

ポロックの作品では段々と全体の画面の構成上のヒエラルキーがなくなって行き、(そういったものを「オールオーバーの絵画」と言うそうですが)平面的になり、そして巨大になっていったそうです。
それは次第に「壁紙」と同じような効果を持つ事となり、ファッション雑誌の『VOGUE』の表紙の背景に使われたこともあったそうです。

そしてあまり一般に人気ではなかったそうですが非常に作家に支持を得ていたというデ・クーニングについて。

自由気ままに描かれたアクションペインティングの様でありながら、その構成は実に緻密に組み立てられており、大変長い時間をかけて制作されたものであるということを、製作中のデ・クーニングのアトリエの写真や作品をスクリーンで観ながらご説明いただきました。
ジャスパー・ジョーンズやラウシェンバーグに影響を与えたという例をスクリーンで観ながらのご説明は大変興味深いものでした。

そしてマーク・ロスコ。「瞑想する絵画」とも言われるマーク・ロスコの作品は、鑑賞者をその場にゆったりと留まらせる不思議な力を持っているそうです。
『第25番 黄色の上の赤、灰、白』を例に取り、縦長のフォーマットでほぼ人間の身長くらいの高さ、そして頭、胴体、足を思わせる3つに分割された構成などから、絵画を人間のように捉えていたのでは、というお話でした。

そして鑑賞者の存在を絵画制作の最初から想定して制作されるようになったという文脈で『シーグラム壁画』が挙げられます。これはレストラン「フォー・シーズンズ」の壁画として制作されたそうですが、レストランに飾られることはなかったとか。マーク・ロスコは、60年代から「場を作りたい」という考えにシフトしていったそうです。晩年には『ロスコ・チャペル』という無派閥の協会も建てています。

『シーグラム壁画』は、川村記念美術館で現在も鑑賞することが出来ます。

そしてバーネット・ニューマンに話は移ります。
バーネット・ニューマンは元々批評家で、生活のために高校で美術の教師をしていたそうです。また、労働組合の活動や政治にも関心が高く、ニューヨークの市長選にも出馬したことがあったそうです。キューレーターとしても活動しており、関心のあったネイティブアメリカンの展覧会なども企画したとか。大変アクティブな人物であったようです。そのあと、画家としてデビューしたそうです。

作品としては『創世記—断絶』『モーメント』を経て、『ワンメント1』を1948年に発表し、自ら「これが自分の最初の絵画」と言っていたそうです。赤い地にオレンジの縦線が入っているシンプルな構成で、「図と地」という、知覚の原初的な経験を再現しており、絵画や知覚の始まりを表現しているとか。
このように、作品の中で絵画的なものの始まり、といったものを表現することが多かったそうです。

そして話は絵画から彫刻へ。デヴィッド・スミスを詳しく追いながら彫刻における表現の変遷を見て行きました。

デヴィッド・スミスは1930年代から「構成彫刻」を作ったそうです。『アグリコラの顔』、『室内』と言った絵画的な彫刻、そして代表作の『キューバイXIII』を観て行きました。鉄の素材を使用していながら、とても軽く見える彫刻を作ったりするなど、素材の質感を感じさせない作風があったことから、「蜃気楼のような彫刻」と言われたそうです。

最初に名前を挙げた批評家のクレメント・グリーンバーグが「モダニズム絵画」というテキストの中で、抽象表現主義とは、絵画を絵画たらしめているものは何かということを問うものだった、と言っているそうです。
芸術の上でも分業化が進んでいるので、画家は画家にしか出来ない事をすべきであり、文学や演劇といった他の芸術で表現できるものを絵画からすべて取り払った時に絵画に残ったものを表現するなら、それは、平面である、ということになったそうです。
この考えは、1950〜1960年代には大変な影響力があったそうです。

デヴィッド・スミスの彫刻も、平面的で、まさにグリーンバーグの思想を反映していると言われているそうです。

アンフォルメル

次にフランスで発展したアンフォルメルについてお話は移って行きました。
アンフォルメルは、戦争の影響が強く出た「苦悩する絵画」だそうです。
ジャン・デュビュッフェ、ジャン・フォートリエ、エルズワース・ケリー、デュシャンなどを挙げながら、戦争を引き起こしてしまったそれまでの知性や理性に対する不信感から、段々と戦前の知性や文化が築き上げてきた芸術の価値や歴史に作家の感性が背を向けて行く様になった様子を追いました。

ネオ・アヴァンギャルド(ネオダダ)

1950年代の作家たちがどのような思想的な流れの中で制作をしていったのかを追いました。
当時、思想家のチャールズ・サンダーズ・パースの記号に関する概念が非常な影響力を持っており、それまで記号の主な要素であった「イコン」「シンボル」といったものが絵画の中でも表現されていたのですが、そうではなくて記号の「インデックス」としての意味を絵画作品の中で表現するようになったということでした。

ラウシェンバーグの『自動車のタイヤによるペイント』(1953年)はまさにその好例で、自動車のタイヤの痕跡を魚拓のように紙に写し取った作品です。

そしてジャスパー・ジョーンズの『旗』『的』『数字』『地図』といった作品では、グリーンバーグのモダニズム絵画の主張であった「平面的なるもの」が地図や的といった大衆文化の産物として物理的に入り込んでいる作品を制作しており、その理論がもはや成り立たなくなっていたのではということでした。

そして話はポップアート、ミニマルアート、戦後の日本の「もの派」の話へと移って行き、三日目に続くコンセプチュアル・アートをジョゼフ・コスースを例にとりご説明いただいて、二日目は終了となりました。

地域ラボ「まちの宝物を探そう!」レポート(12/5)


12月 5日(土)10:30〜16:00 小金井市役所西庁舎集合

こんにちは。ワークショップ参加者の三嶋です。

12/5(土)にプランナーの金田裕子さんとデザイナーの松原雅裕さんを講師に迎えて、地域ラボ「まちの宝物を探そう!」が開催されました。

<地域ラボ「まちの宝物を探そう!」ワークショップ 概要>
■日時 2009年12月5日(土)、12日(土)  10:30~16:00
■場所 市役所西庁舎他
■応募対象 小学校4年生以上
■募集人数 20名
■講師 金田裕子(イリュージョンミル)、松原雅裕(デジタリウムプロダクツ)

この地域ラボでは、小金井にあるワクワクするもの、ドキドキするもの、なんか理由はわからないけどキニナルものやイトオシイものなど、これまで見過ごしてきた「たからもの」を探して、世界に一枚しかない自分たちの地図をつくろう!というワークショップです。

まずは参加者の顔合わせ&グループ分け。
参加者は小学生、大学生、大学院生、社会人、主婦、ご年輩の方・・・と年齢も世代も職業もバラバラなメンバー。
他の参加者は友達や家族連れだったり、ワークショップ何回目かの参加だったりして主催者の方とも顔見知りのような様子で、わたしはひとりで、しかも初参加だったので最初はみんなと仲良くできるかすこし不安でした。でも、みなさんいい人で一緒に行動したり作業している間に自然にうちとけちゃいました。
グループの分け方は、このワークショップは全部で2回開催されるので、今回だけの参加者と2回とも参加の人とで分けました。
わたしは今回だけの参加だったので、同じく今回だけ参加の大学院生2人と一緒のグループになりました。

次にグループごとに地図のコンセプト決め。
各グループで何について地図をつくるか、自分たちの地図のコンセプトを話し合いました。
小金井のまちの中にあるワクワクするものやドキドキするもの、イトオシイもの、自分たちの「たからもの」とは何だろう?と考えてみる。
こういう作業はとても新鮮でした。普段つかってない脳みその部分をつかっている感じでした。
みんなで話し合った結果、わたしたちのグループは、「小金井」とは何だろう?どんなまちだろう?と考え、「東京だけど古くてなんともいえない味がある、なんかキニなっちゃう、イトオシクなっちゃうものがたくさん残っているまち」と定義し、そこから「小金井にある昭和の匂いがプンプンしてる、いい味が出まくっている商店をみんなに紹介しよう!」というコンセプトを立ち上げました。

さあ、コンセプトが決まったら、いよいよ小金井のまちに出発です!
でも、その前にワークショップの時間も限られているので、ある程度コンセプトにあった場所を決めてから出発しましょう。
わたしたちは古い商店がいっぱいありそうな小金井街道の商店街と農工大通りに目星をつけ、デジカメ片手に小金井のまちへとくり出していきました。

肉屋なのに肉がほとんどなくて、むしろ肉以外の商品の方が多い、お肉屋さん。
片パッドがかなり主張しているジャケットをショーウィンドウに誇らしげに飾っているのがなんだか微笑ましいテーラー屋さん。
明るくて粋で人情味あふれるお母さんが営んでいる昭和11年創業の買い物に行くだけで元気になれそうな下町パワー全開の豆腐屋さん。
ちょっとヘンテコなでもイトオシクなっちゃう、そしてあたたかいものが小金井のまちにはいっぱいありました。
「カシャ。カシャ。」と小金井の古きよき商店を写真に収めながら、わたしたちはたい焼き(散策途中にみつけたたい焼き屋さんでついつい購入)を頬張り、たからもの探しを楽しみました。

さて地図をつくる素材(写真)がそろったら、いよいよ地図づくりです。市役所に戻り、今度は机に向かっての作業。大きな模造紙や色画用紙。マジックに、はさみに、のり。たくさんの文房具に囲まれたのは久しぶりでなんだか懐かしい気分になりました。

どう地図をつくっていこうか、どんなデザインにしようか。頭の中で想像しながら、コンセプトにあったデザインの地図をつくる。作業をはじめていくうちにいつしか真剣になり童心にかえる。ものづくりの楽しさを改めて実感しました。

最後に、できあっがた地図・制作途中の地図の発表です。今回だけ参加のグループは完成した地図を、次回のワークショップも参加のグループは次回に完成させればいいので作成途中の地図を発表。
それぞれのグループが違うコンセプトで、表現の方法もまったく違っていてそれぞれのグループのよさが出ている。発表を聞いていて、新しい発見や、教わることがたくさんありました。同じ小金井のまちでも、いろんな視点でみてみると、まったく違うものがみえてくる。
ものをみる力と考える力を学ぶことができました。

わたしは今回ワークショップ自体に初体験だったのですが、年齢も世代も職業も違う人たちの交流は、新鮮で新しい発見や学ぶことがたくさんあり、なによりとてもおもしろかったです。
そして子どもも大人もみんな対等な関係でものづくりをする。(むしろ子どもに教わることが多かった・・・笑)
そいう交流ができるワークショップっていいなとしみじみ思いました。またぜひ参加したいです。

このワークショップ、地域ラボ「まちの宝物を探そう!」は今週の12/12(土)にも開催されるので、興味がある方はぜひ参加してみてください。楽しいですよ。
詳しくは、こちらをご覧下さい。 
http://artfullaction.net/2009/12/post-7.html

2009年12月4日金曜日

歴史ラボ「現代美術の流れを知ろう」第一日目

12月4日夜7時から21時、小金井市役所第二庁舎にて歴史ラボ「現代美術の流れを知ろう」の第一日目が開催されました。

参加者は会議室がほぼ満杯の20名以上集まり、外は寒いながらも会場は知的な熱気であふれていました。(ただ、少し暖房は大人しめで、寒かったですね。すみません。翌日からは暖かな空気の中、行われました。)

第一日目は、2〜3日目の現代美術をたっぷりと楽しむために、とりあえず現代美術につながる、近代美術—モダンアートの教科書的な話を駆け足で、ということでした。

(写真はニューヨーク近代美術館が行った「キュビズムと抽象美術」という展覧会の際に当時館長を務めていたアルフレッド・ヴァージニアが作成したモダンアートの流れのチャートです。)

誰もが知っているマネ『草上の昼食』、ティツアーノ、スーラ、モネ、ルノワールなどを駆け足で通り過ぎ、ピカソおよびキュビズムの段になってだんだんと講義が詳細になってゆきます。

ピカソの表現の物理的な表現方法のみならず、政治的な側面やリアリティという概念にまで話が及びます。

例えば、一般によく知られている「迷彩柄」は、第一次大戦に従軍していたキュビストが作ったと言われているそうです。キュビストの中にも、社会と積極的に関わりを持とうとした人たちがいたのだとか。

また、1880年代から、自画像におけるリアリズムに変化が生じ、リアリズムの意味が変わって行ったというお話も興味深いものでした。それまでは鏡に映った自分をモデルに自画像を描いたとしても、映っている洋服は鏡に映ったそのままではなく、左右を現実に合わせて逆にして描いていたそうです。セザンヌの自画像はそのように描かれているそうです。
しかしクールベの自画像は、洋服も鏡に映ったそのまま、左右が現実とは逆になった状態で(日本の着物で言うと死に装束でしょうか)描かれているそうです。
これも絵を描くという行為の捉え方の変化として、非常に興味深いお話だったと思います。

そしてダダ、シュルレアリスムへと話は進み,だいたい1930年代までを第一日目で終えました。

「教科書的」と最初に断られていましたが、教科書では知り得ないたくさんの知識のエッセンスが盛り込まれた、とても濃密な講義でした。紹介していただいた作家と作品の数も膨大で、プロジェクタでスクリーンに次々に映し出される作品を観ているだけでも楽しいという感じでした。

そして、講義は第二日目へ続きます。

3日間集中!歴史ラボ「現代美術の流れを知ろう」(12/4-6)

たびたび事務局のサトウです。
来週は3日間集中の歴史ラボが開催されます。

近代から現代までの美術の流れがテーマです。
講師は広島市立大学芸術学部准教授の加治屋健司さん。
美術の歴史の研究から、アートプロジェクトの現場まで、
さまざまな場面でご活躍の方です。

まだまだまとまった本も少なく、学ぶ機会が
少ない現代美術の流れを知ることができる
とっても貴重な講座です(手前味噌ですが)。

みなさまのご参加をお待ちしております〜。

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3日集中! 歴史ラボ

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「現代美術の流れを知ろう」(12/4-6)
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近代から現代までの美術の流れを、
具体的な作品解説を交えながら学びませんか。

ヨーロッパ、アメリカ、日本における現代美術の
歴史的な展開についてお話しします。

現代美術は、主義や主張に基づく集団的な運動と
されることが多いですが、むしろ、一人ひとりの
作家が行った選択の軌跡として多様な芸術表現の
意味を考えていきたいと思います。

まず、前史として19世紀半ばから20世紀半ばに
かけての近代美術史を概観した後、
抽象表現主義から現代のアートプロジェクトにいたる
歴史の流れを見ていきたいと思います。

日時|12月4日、5日、6日 19:00〜21:00(全3回)
 1日目(12/4)前史としての近代美術 マネからシュルレアリスムまで
 2日目(12/5)現代美術の始まり 抽象表現主義からコンセプチュアル・アートまで
 3日目(12/6)現代美術の広がり パフォーマンス、アースワーク、アートプロジェクト
場所:小金井市役所第二庁舎8階801会議室
対象:高校生以上、どなたでも
定員:40人

申込方法|メールにて(artfullaction[@]gmail.com)まで。
もしくは、直接または電話、ファックスでコミュニティ文化課
(前原暫定集会施設内TEL042-387-9923/FAX042-388-1323)へ

講師プロフィール|
加治屋健司(かじやけんじ)
広島市立大学芸術学部准教授。1971年千葉県生まれ。
東京大学大学院総合文化研究科博士課程、ニューヨーク
大学大学院美術研究所博士課程、スミソニアンアメリカ
美術館研究員を経て現職。近現代美術史を研究。
日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ代表、
広島アートプロジェクト実行委員会執行委員。
共著に『原典アメリカ史 社会史史料集』(2006)、
『旧中工場アートプロジェクト』(2007)、
『広島アートプロジェクト2008』(2009)、
『アートイニシアティブ リレーする構造』(2009)、
『マーク・ロスコ』(2009)、『Count 10 Before You Say Asia』(2009)等。
共訳に『アンフォルム 無形なものの事典』(近刊)。

2009年12月3日木曜日

インプロ・ダンス ワークショップ2009 第3回

インプロ・ダンス ワークショップ2009 3回目
ファシリテーターの中込裕美です。
全3回のインプロ・ダンスワークショップの最終回の第3回目を行ないました。

2009年12月 3日(木)19:00〜21:00
小金井市前原暫定集会施設 A会議室


まずは、簡単な自己紹介を行い、今までどんなことをしてきたかの紹介も兼ねて、
全3回参加されている方に、1回目と2回目の感想と、今日のリクエストを伺いました。

目を閉じての探求ワークがとても気持ちよかった、ということと、
とにかく楽しく踊りたい、ということでしたので、
前半からすぐに探求ワークを後半から踊ることをメインにした内容で進めることにしました。

まずは、部屋を暗くして、白熱灯のみの照明の中、
半眼・摺足で歩きながら呼吸を意識するワークを行いました。

最初に示した姿勢から、自然と動きやすい歩き方に変化してきたので、
そのままの流れで、目を閉じて、自由に歩いて探求するワークに。
自由にどんどん動ける方もいれば、色々と考えてしまって、なかなか動けなかった方もいたようです。

しばらく個人で探求した後、同じ事を見られる環境でやってみると、
どんな感じがするのか、試してみました。
時間の都合もあり、全員出来ませんでしたが、チャレンジした方、
出来なかった方ともに、いろいろと感じることがあったようです。

次に楽しく踊るワークをと考えて、2つのワークのどちらをやってみたいか、
参加される方がに伺うと、どちらもやってみたいということでしたので、
欲張って、両方行なうことにしました。
とはいえ、時間は限られているので、馴染むまで取り組むというより、
とにかくお試しで体験していただきました。

最初は、両手で体の前で輪っかを作り、歯車のように回転しながら、
他の人とくるくる踊るダンスを行ないました。
2つのチームに分かれ、初めのチームは、同じペアの人といろいろ回転を楽しみ、
もうひとつのチームは、個人でいろいろな人と出会いながら、回転を楽しみ、
ダンスを作っていきました。

次のダンスは、ダイアモンド・ダンスを行ないました。
即興の演劇で、ミュージカルを作るときなどに活躍するダンスです。
4人がひし形に並び、自分の前に誰も見えない人がリーダーとなり、踊ります。
他の人は、自分の一番前に見える人の動きを真似して、グループ・ダンスを作ります。

5チームに分かれて、それぞれに踊りました。
どのチームも、とても素敵なダンスが生まれ、観る側もとても楽しんだようです。

・日常でおどりたいときはあるなと気づいたかも。おどりたいときがあります。
・触れること、物でもカタチのないものでも、とにかく感じることが大事だと思いました。
・またまたニュージャンルだった気がして、新たな楽しみもいっぱいでした。今日は、今までより更に“コミュニケーション”感あるダンスでした(とくに後半)。
・楽しかったです。皆のみるのも楽しかった!みっちりな2時間(弱)でした。もっとながくてもよいなー。と思います。
・ずっと課題だったコトが、このWSに参加して少しずつ答えだったり、そこに辿りつくための路がみえたりできたので、場所は遠かったのですが、とても有意義でした。
・ぐるーっとまわって、いちばんさいしょにイメージしてた“ダンス”も体験して、やっぱり体をうごかせば、たのしいダンスだなって思いました。
・メンバーが毎回ちがったけど、そのメンバーによって雰囲気が違った気がする。場所、時間、人が違うだけで、同じことを違った感じ方で受け取れた。

・自分への感覚が敏感になるというか…。
カタルシスな感じ(笑)なんだかいやされました。
・発見や改めて感心したこといくつもありました。表現するということへの抵抗がなくなりました!
・見られてると思ってるからこそできる「自然」な動きがあるなあと。。。だって部屋に一人でいても踊り出さないですもん!
・自分ってこんな風にうごけるんだ!!と発見がありました。もっと早く来たらよかったと思いました。
・自分(の中)がとても静かだった、それを感じられたのがとても良かった。
・おちつこう、静かになろうと思った時、いつも雑念が入ってしまうが、今日は良いイミで空っぽになれました。

・ダンス、踊りの本来の意味に気付くことができました。
・自分から出てくる感情を表現し、そして他の人が表現するものに刺激を受けることが大切だと思いました。
・目を完全に閉じて身体まかせにしたら、歩みが止まって、何処も動かなくなって、今、身体が調子悪いところがじわじわわかってくる感覚に陥りました…。
・動きたいと思ってたのは頭で、身体は動きたいとは思わなかったのかなーとも思いました。
・「自分の体に素直に」って大事です。素直になることも大事ですが、たまに無茶することも大事だと思います。
・素直、正直の大切さがよく解った!!!体に心に正直に生きていきたいです。この習慣を日常に取り入れたい。

・自分でやることの面白さももちろんのこと、それ以上に他の人のアクションを見る方が面白かったです。
・「体が先生です」というお言葉を体で味わえて大変刺激を受けました。
・なんか良い意味でまだ物足りなかったです。今回のアクションをきっかけにもっと知りたい、もっとやりた欲求が刺激されました。

・体の力がすぅーっと抜けた気がします。
・普段の生活(授業も含めて)のなかで、私は「次は何をしなくちゃいけないのかな?」という意識を持つことが多いのですが、
このワークショップのなかでは「次はどうしようかな?」という思いも持てたし、何より身体に任せてみようという
新しい意識を知ることが出来ました!!気持ち良い状態で家に帰れそうです。

・バレエとは正反対のダンスで、バレエがいかに制限された動きであるか改めて感じさせられました。自分の体に正直になるってすごく気持ちよかったです。
・すごいリラックスできた。キンチョーがほぐれた、肩とか。でも最後のダンスをやるときはちょっとはずかしかった(笑)
・体に正直になるって、気持ちいいことだなぁと思いました。


いただいた感想後、学生さん方のレポートも拝見させていただきました。
ご指摘のひとつに、ワークショップの時間が短いこと、開始時間が遅いことがありました。
また、もっと感じたこと思ったことを話したかったという声もありました。

体が開くまでには時間が掛かるし、開いたらもっと深めたいし、どんどん他者とつながりたくなる…。

インプロ・ダンスワークショップの今後の可能性を示唆していただいたと思います。
ご参加くださったみなさま、ご協力ありがとうございました!

2009年11月28日土曜日

アートフルラジオカフェ&親子ひろば

アートフルラジオカフェ&親子ひろば
http://artfullcafe.blogspot.com/
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日時|2009年11月28日(土)・29日(日)11:00~18:00
場所|コミュニティ湧(小金井市本町6-5-3 シャトー小金井1階)
ライブチャージ料(フリードリンク付)|
大人(中学生以上) 500円
小学生以下 200円
親子割引(大人1子ども1)600円
*ろばやのコーヒー豆と小金井の「黄金の水」でコーヒーをお入れします。その他、紅茶・ジュースなど。

土曜日は、「くりやぶね」のお弁当(10食限定)
日曜日は、「おむすび研究所WaGaya」共同研究のおむすび(10食限定)を販売します。
http://wagayagaya.exblog.jp/

また両日とも、手作りクッキーや、「武蔵野お散歩珈琲」の天然酵母パンの販売もあります!

ラジオのプログラム ※当日の流れで多少前後する場合があります。
28日(土)
12:30~ [国語の時間] 絵本のよみきかせ
14:00~ [音楽の時間] 口琴ライブ&トーク [ゲスト]尾引さん、幕内さん
15:30~ [社会の時間] 小金井古今東西
16:30~ [芸術の時間] インプロ・パフォーマンス [ゲスト]福田さん

※13:00~ [家庭科の時間]フェルトマスコットづくりのワークショップを同時開催

29日(日)
12:30~ [国語の時間] 絵本のよみきかせ
14:00~ [音楽の時間] 口琴ライブ&トーク [ゲスト]幕内さん
15:30~ [社会の時間] 働く人 in 小金井
16:30~ [芸術の時間] 小金井アートフル・アクション!トーク

※13:00~ [家庭科の時間]フェルトマスコットづくりのワークショップを同時開催

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*アートフルラジオカフェのブログ
http://artfullcafe.blogspot.com/
カフェオープンまでの経緯なども書いていますので
ぜひご覧ください。

2009年11月27日金曜日

【報告】メディアラボ[映像編]3日目

メディアラボ映像編の第3週目は、映像作家/美術家の岩井主税さん「ドキュメンタリー映画の自主制作と公開について」でした。

岩井さんの作品『KIKOE』は開催中の横浜国際映像際「CREAM」にてまさにこの週末に上映されるなど、注目度の高いご活躍中のアーティストです。

『KIKOE』も、形式は全く新しいものですが内容はドキュメンタリーです。
今回の講座もテーマがドキュメンタリー映画についてということで、今まさに活動中の作家の方にお考えを伺うことができた貴重な機会でした。

講義は、岩井さんの美術大学在学中の短い作品の上映から始まり、まずどのように映像というものに入って行ったかを伺いました。

そして岩井さんがドキュメンタリーに興味を持つきっかけとなったというTV番組「世界ウルルン滞在記」の、言葉を全く翻訳することが出来ない部族の回の録画をご紹介いただき、そこで部族の方が描いた魚と日本のタレントが描いた魚の絵を例にとり、「全く同じものを見ている」という仮定がそもそも間違っている、ということやその他様々なことに衝撃を受け、ドキュメンタリーの世界に入って行くことになったということをお話いただきました。

そして『KIKOE』の予告編を15分程度流し、ドキュメンタリーの構成のお話や、具体的な撮影方法の断片をお話いただきました。

その他、岩井さんはテーマに沿って、ドキュメンタリー映画製作の流れのレジュメを一応ご用意くださっており、最後はそれに沿いつつ、出演者への許可申請や試写、地方の映画館と東京の映画館の状況の違い等、具体的にお話いただきました。

この日の講義はこれで終了でしたが、その二日後の11月29日、横浜国際映像際「CREAM」にて『KIKOE』の上映が行われ、上映後にトークショーがあったのですが、そこではこの日に聞くことが出来なかった編集の裏話など、興味深いお話を伺う事ができました。

2009年11月26日木曜日

インプロ・ダンス ワークショップ2009 第2回

ファシリテーターの中込裕美です。
全3回のインプロ・ダンスワークショップの第2回目を行ないました。

2009年11月26日(木)19:00〜21:00
小金井市前原暫定集会施設 A会議室


まずは、2回目の方に前回の感想を伺い、初めての方にはワークショップに参加した理由を伺いながら、
それぞれに簡単な自己紹介をしました。

前回、ストレッチから始めたのですが、自由に動くのが難しかったようなので、まずは呼吸から行ないました。
次に前回の振り返りも兼ねて、目を閉じて感じるワークを行ないました。
目を閉じたまま、手渡されたものを触り、それが何かをイメージするというゲームです。
自分の物を説明した後、となりの人にぐるぐる回していくと、説明されたものと実際の感触が一致し、
いろいろとイメージが湧くようで、みなさん口々に感想をいいながら行っていました。
最後に目を開けて、自分の物を確認してみると、イメージした色と違うという感想が多くありました。

次に、体をほぐすため、椅子に座って体を揺すり、緩めていきました。
しばらくやった後、今度は立って同じように揺すり、緩めていきました。
体の力が抜けたかどうか、腕を下ろして確認してもらいました。
次に、脱力して重さを下に落とし、そのエネルギーで、立ち上がってみました。
力を抜くのは難しかったようなので、あまり追求せず、次のワークに。

部屋の中を歩き、誰かが止まったら止まり、誰かが動いたら動く、というゲームをしました。
しばらくやった後、今度は、同じように目をつぶってやってみます。
感じられなくなったようだったので、2グループに分かれて、並んで一緒に歩く方法に換えました。
それぞれのチームで、スピードが合うチームと、並びの幅が合うチームとあり、面白かったです。

最後に、ショーイング(発表)を行い、ふたつのチームに分けて、それぞれ踊りました。
1番目のチームは、3人組を3組作り、それぞれ3人が一緒に歩くようにしました。
2番目のチームは、途中までは1番目と同じですが、途中、回転してバラバラになり、ひとりで歩くようにしました。
第1回目と違って、話し声が多く、演劇のような雰囲気のダンスとなりました。

今回は、ゆっくりじっくり始めたため、体(右脳)モードまでアプローチできませんでしたが、
また前回とは違うダンスが生まれ、興味深かったです。

・目をつぶって動くことが心地よかったです。
・舞台芸術を見なれている人にとっては、おもしろいところがいくつか。
・前回参加してもっと体験したくなりました。
・意外さにひきこまれ、つづけたくなりました。
・体の動きが軽くなったような気がしました。とてもおもしろかったです。
・皮膚でものごとを感じとったり、空気ごしに感じていたり、前回よりも、“感覚”をとぎすませた感じがして、これまた楽しめました。・体もほっこり、リラックスな感じでした!ありがとうございました!!(ハート)
・自然にゆだねるって大切だなぁと思いました。
・感じたこと、感じること、伝わってくること、伝えていけること全部、無駄なモノはなくて、見逃すのはもったいない!と思い、毎日をうきうきと過ごす気持ちが芽生えました。
・偶然の魔力はすごいと思いました。偶然を起すには常に自分がアンテナをはっていないとダメで、そのためにはニュートラルでいることが大事だ!って思いました。
・感覚をとぎすましてみたり、逆にムダなエネルギーを使わないようにしてみたり…とにかく自分のからだで感じるということができた2時間でした。

・最初は「知らない人と触れ合うのは恥ずかしいかな…」と思っていたけど、始まったらそんな事忘れていました。
・自分と自分のまわりを感じることによって、あぁーまわりと自然と一緒になるってこういうことなのかなぁーなんて感じました。つながるって楽しいなぁと思いました。
・非日常でした!体だけで“感じる”ことは意外と難しかったです。
・普段やらない、思いもつかなかったことを2時間できたので、とても楽しかったです。ありがとうございました。
・思っていたのと違ったダンスで、人間の身体についてすごく不思議に思える動きがあった。楽しかった。
・目を閉じて、何も見えない時こそ見えるものがあることを知りました。
・あといちじかんくらいやりたいー。です。たちあがりがゆっくりでたすかりました。ローテンションすきです。
・脱力たのしい。もっと歩きたいと思いました。人をみるのもおもしろいです。
・目をつぶって個々人の意図なく作品をつくる、という経験が初めてだったので、とても新鮮でおもしろいなーと思いました。
・目を閉じて歩くことがすごく恐かった。また、きで感じる力はすごいと思い、皮膚の感覚がおもしろいと思いました。
・人間は、力を抜くことは難しいと思いました。

次回12/3が最終回です。同じように、ゆっくりのんびり実験しながら、ダンスがどんな風に生まれてくるのかを楽しみます。ご興味がありましたら、どうぞご参加ください。ありがとうございました。

kamm radioに登場!(地域ラボ)

こんちには。事務局のサトウです。
師走も近づき、日々のスピードが上がっているように感じます。
というわけ・・・ではありませんが、先々週末の話です。

11月14-15日にかんきょう博へ参加してきました。
かんきょう博は、小金井市環境市民会議が開催しています。
今年は会場を東京経済大学として、国分寺と共催で行なわれました。

小金井アートフル・アクション!はパネルの展示と、
kammによるラジオ録音も一緒に行なってきました。


アートフル・アクション!のパネル展示 ↑


受付のはじっこにできた簡易スタジオ ↑

会場では4人の参加者の方へインタヴューをしましたが、
そこで、アートフル・アクション!実行委員長の
宮下さんaka久保田さんもインタヴューに登場しました。

パーソナリティーの平林さんと、来週開催の地域ラボや
小金井のさまざまなことが、絶妙な掛け合いで録音されています。
以下のリンクより、ぜひお聴きください。

kamm Radio
http://www.voiceblog.jp/kammradio/997642.html

話の後半にはウルトラセブンのメトロン星人の話も出てきますが、
実際の映像が気になり、オンラインで購入&視聴してしまいました。
ラストが衝撃的です・・・。

もちろん、話題の中心となった地域ラボもオススメです!
ぜひ、こちらもご参加ください。
http://artfullaction.net/2009/12/post-6.html


まちの宝物を探そう!
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フィールドミュージアムをめざして、マップをつくろう(12/5)
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ワクワクするもの、どきどきするもの、これまで見過ごしてきた宝物を
みんなで探して、世界に一枚しかない地図をつくろう!

たくさんの宝物と地図は、小金井フィールドミュージアムの始まり・・・
小金井のまちに出て、ワークショップを行います。

日時|2009年12月 5日(土)10:30~16:00
場所|小金井市役所西庁舎 ほか
参加費|無料
対象|小学校4年生以上(ご家族でも、ぜひどうぞ!)
定員|20名
講師|金田裕子(イリュージョンミル)/松原雅裕(デジタリウムプロダクツ)
申込方法|NPOプレイス (電話)042-304-1428/(FAX)

2009年11月24日火曜日

アーティスト招聘準備委員会第6回(11/24)

2009年11月24日(火)19:00~21:00
※専門委員会のみ

アーティスト招聘事業は「市民とのコラボレーション」をテーマに、小金井へアーティストを招聘する3年計画の事業です。本年度は準備事業を通じてアーティストが決まります。すでに7月から8月にかけて2回でアーティスト招聘準備講座が開催されました。3名の専門委員よりアートの動向や具体的なアーティストの活動紹介などがありました。

公式の委員会は4回でしたが、議論は尽きず、2回の延長となりました。

2009年11月22日日曜日

【報告】フィルム・インスタレーション・ワークショップ 

先週末、光とフィルムの映像表現ワークショップの 第2弾「フィルム・インスタレーション」が終了いたしました。

8ミリフィルムを用いて映像インスタレーション作品を制作するワークショップ最終日は、「第21回武蔵野はらっぱ祭り」内の映像出展「はらっぱシアター」にて作品を発表しました。会場となったのは都立武蔵の公園くじら山裏手の雑木林で、各自のアイデアによる様々なスタイルのスクリーンを設置し、自分たちの手で自家現像した8ミリフィルムを映写しました。当初予定していた11月22日は雨天の予報だったため翌日に延期となりましたが、23日は幸い秋晴れに恵まれ、はらっぱ祭りに訪れた多くの来場者に作品を見てもらうことができました。

以下は記録映像のyoutubeリンク先になります。

11月23日:ワークショップ第3回
「はらっぱシアター」の模様。

記録映像撮影・編集:堀江武

11月8日:ワークショップ第2回
8ミリフィルムの自家現像、編集、試写の模様。

記録映像撮影・編集:藤山正直

10月25日 第1回
オリエンテーションとインスタレーション会場の下見、機材貸し出しなど。

記録映像撮影・編集:堀江武

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8mmFILM小金井街道プロジェクト
http://shink-tank.cocolog-nifty.com/perforation/

2009年11月20日金曜日

【報告】メディアラボ[映像編]:2日目

メディアラボ映像編の第2週目は、映画監督の坪田義史さん「虚構と現実 個人的な映像表現について考える」でした。

場所は市役所の会議室です。

挨拶もそこそこに、まずは作品をということで、DVDをプロジェクタでスクリーンに投影しての簡易な上映会が行われました。

作品は講師の坪田さんが美大に在学中に制作されたもので、なんでもどこかの地方で上映された際に、物議を醸した問題作だとか。ドキュメンタリー風に物語が展開してゆきます。

家庭内暴力の父親、家庭から逃げ出す主人公、やり場の無い思いのはけ口のようなセックス。舞台は家の中から街へ、そして新幹線・バスを乗り継いで青森の恐山へ。
独特の色彩に加工された画面と、デジタルビデオカメラで撮られたような画面のゆれ、そしてハードな音楽。
本当にここは市役所の会議室なのか?と疑ってしまう様な、性と霊的なものとの錯綜。

そして上映が終わり、講師の説明で物語はすべてフィクションだと明かされた時、正直ほっとしました。

物語をあたかも事実と誤認してしまうような作品形式は、テレビのワイドショーを強く意識して制作されたからだとか。映そうとして映したものではない、よくあるUFOの拡大映像のような、画面に「映ってしまった」というものに強く惹かれ、そのようなものを表現しようとしたのだとか。

参加者の中には、作品の破天荒なイメージと、普段の講師の先生の様子にどうしてもギャップを感じる、それは一体どういうことですかと質問していた方もいらっしゃいました。それほど激しい作品でした。

そして作品をどのように制作したかというお話に移って行きます。

第一週目の鷺山さんのお話と同じ様に、入念な準備が語られます。実際に青森の恐山に取材に行った事、そこでの偶然の出来事に、最初考えていた構想から変化し、発展していったことなど。

作品制作には、ねらいと運が必要、ということを教えていただきました。

また、なぜ映画作家になったのか、というお話では、坪田先生が青春を過ごされた時代の文化の流れを伺うことが出来ました。
私小説ブームや、現代のブログ的リアリティ以前の、人の日記を読んでしまうようなリアリズムは、一体どう表現されていたか、また8mmフィルムというものの良さとの出会いなど。
しかし現在の表現方法に出会えたのは、やはり面白いものを「探していた」という事情があったから。テレビでもなく、ブルーフィルムでもなく、面白いものを、という事でした。

そして60〜70年代の「成れの果て」として90年代。様々な情報がデジタル化し、スピード感が増す前後、のような状況の時、手持ちカメラという選択をされたとか。
リトアニア人映画監督で、日記映画でよく知られるジョナス・メカスなどの影響もあったそうです。

質疑応答では参加者の忌憚ない質問に快く応じていただき、とても有意義な講座でした。

2009年11月19日木曜日

インプロ・ダンス ワークショップ2009 第1回

ファシリテーターの中込裕美です。
全3回のインプロ・ダンスワークショップの第1回目を行ないました。

まずは、このワークショップに参加した理由と、簡単な自己紹介をしました。ほとんどの人がダンス経験がないようでした。

次に体をほぐすため、肩幅で立って膝をゆすり、上半身を緩めます。そして間接をほぐしながら、次第に歩く動作にしていき、ストレッチしていきます。歩きながら、色々なイメージの中で遊びました。ゼリー状の中、暑いサウナの中、ミストサウナの中、春の風の中、秋の風の中、天国、地獄、夏の砂浜・・・最後は、自分の家の中を歩きました。

今度は、周りとの関係で生まれる動きを体験してもらいました。ルールに沿って動くだけで、全体にまで動きが生まれるダンスです。
誰かの後ろについて歩いたり、その先に誰かを見て歩いたり、隠れるのを辞めて、追い抜いたり、正三角形を作ったりしました。

次に、目を閉じた人をもう一人が誘導しながら歩くワークを行ないました。しかし、恐怖心から、おしゃべりが多くなったり、気分が悪くなった人が出来てたので一度中止。頭から体(左脳から右脳)にモードがシフトするとき、恐怖心から防衛本能でノイズが入る。ということをお話して、一度、個人で探索してもらうことにしました。

一人ひとりが目を閉じて、一人で部屋の中を探索します。最初は、蛍光灯を1列だけ付けた中を歩き、そのうちに、蛍光灯を消して、白熱灯にしました。白熱灯の明るさを変化させたり、動かしてみたりも。最後は、見付けたお気に入りの場所に行ってしばらく佇み、目を開けました。30分くらい行なったので、みなさん、すっかり体(右脳)モードに入った様子。感想を聞いても、言葉にならないようすだったので、先にダンスを発表することにしました。

ショーイング(発表)では、ふたつのチームに分けて、それぞれ別のルールで踊りました。1番目のチームは、リード&フォローで音楽に合わせて踊り、2番目のチームは、いろいろな歩き方を音楽に乗せてダンスを作りました。

体(右脳)モードになっているところを言語を司る頭(左脳)を働かせるために、先にアンケートを書いてもらった後、輪になって感想をシェアしました。

 ・とっても不思議な気分。不思議発見。
 ・少し、イメージした「ダンス」とは違いましたが、新たな表現活動を体験できた気がして、とてもおもしろかったです。
 ・ふしぎな体験でした。体のありとあらゆるパーツをつかった気がします。
 ・人間の何か性質というものを実感しました。
 ・インプロ・ダンスがこんなに楽しくておどろきました。
 ・その場の状況、音楽に何も気にせず、身を委ねるだけで、あのようなことができることにとても感動しました。
 ・全体を通して楽しくやることができました。
 ・ほとんど会話はなかったけれど、自分がリラックスしたら、自然とみんなのことが好きになれた。
 ・普段は感じないような不思議な気持ちになりました。
 ・目を閉じて行なった時、周囲の音を聞こうという緊張気味の気持ちとなんだか眠くなるような落ち着くような気持ちとが両方襲ってきて、本当に何とも言えない感じになりました。
 ・最初は恥ずかしさやためらいがありましたが、どんどん行っているうちに恥ずかしさが消えていって自分の思うように身体がうごくようになりました。
 ・表現の頂点をみた!楽しかった。1人でも2人でも楽しかった。皆だともっと楽しい。
 ・想像と異なっていた。
 ・感覚、感じるってすごい!!楽しむと怖くなくなった。感じるままに感じるって本当にありのままだ。頭使うと感じなくなる。
 ・感じながら風になったようで気持ちよかったです。目をとじていたときは五感がフルに感じている感じでした。
 ・夢の中に迷い込んだような気持ち。記憶があまりないけど、心地よかった。すごく眠くなった。

次回11/26も、このような感じで、ゆっくりのんびり実験しながら、ダンスがどんな風に生まれてくるのかを楽しみます。ご興味がありましたら、どうぞご参加ください。ありがとうございました。

2009年11月18日水曜日

月例リレートーク「音環境から、環境/地域へ関わるには」(第4回)

11月18日の月例リレートーク第4回のお知らせです。
「音環境から、環境/地域へ関わるには」をテーマに、
日本でのサウンドスケープ研究の第一人者、鳥越けい子さんをお迎えします。

音風景=サウンドスケープは「聴く」だけではなく、
それをきっかけにして五感から周囲の環境を見直す考え方です。

今回のテーマは「環境」。
「かんきょう博2009」(11/14-15)の開催迫った
小金井市環境市民会議にも協力いただきました。

また、ゲスト鳥越さんと青学総合文化政策学部の学生さん、
劇作家の岸井大輔さんが取り組む「SCAPE WORKS 百軒店 2009」も開催中!
当日はこぼれ話も聞けるかも・・・。

これまでリレートークは小金井市役所を拠点としてきましたが、
今回より街へ出ます。会場のスペースリバースは歯医者さん。
お間違えなくお越しください~。 

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音風景から、環境/地域へ関わるには?(11/18) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー http://artfullaction.net/2009/11/4.html 
「音の風景」と訳されるサウンドスケープ。 
聴くことをきっかけに、五感から風景を感じる。 

日常での環境との関わり方を見直すことへ、
今一度、耳を傾けてみませんか。

日本でのサウンドスケープ研究の第一人者、鳥越けい子さんをお迎えします。 
研究のみならず、全国各地でさまざまな「音風景」を介した実践も行う、
 鳥越さんのお話を伺いながら、後半は参加者と一緒に議論をしていきます。 

日時|2009年11月18日(水)19:00-21:00 
場所|スペース・リバース
(小金井市本町1-8-1 日興パレス小金井202/042-386-7900)
参加費|500円 
対象|環境や、地域を拠点としたアート活動へ関心のある方など、
どなたでも。(小金井市内外を問いません) 
定員|30名 
ゲストプロフィール|鳥越けい子(Keiko Torigoe)
サウンドスケープ研究/青山学院大学総合文化政策学部大学教授 
東京芸術大学音楽学部卒、同大学院修了。日本各地の音文化の調査研究を
おこないつつ、「音の風景」をテーマに、生活文化の継承や伝統文化の
新たな活用を視座に入れたまちづくり、環境をめぐるデザインから保全に至る
各種のプロジェクト、都市をフィールドにしたワークショップ等を展開している。
2008年より青山学院大学総合文化政策学部大学教授。 
著書に『サウンドスケープ-その思想と実践』、
『サウンドスケープの詩学:フィールド篇』。

2009年11月13日金曜日

メディアラボ[映像編]

メディアづくりのはじめの一歩を学ぶ実践型講座「メディアラボ」。
編集デザイン編と映像編の2部構成で開講します。

10月には編集デザイン編を実施しました。
11月は映像編です。3回の講座を通じて、映像の世界をのぞいてみませんか?
3回の講座を終えた後、実践編として、12月に行われるアートフル・アクション!のワークショップを取材し、
映像作品を作ります。


第1回 【授業テーマ】『1シーンで学ぶ映像体験 アイデアの幅を広げる』
■日時 2009年11月13日(金)19:00〜21:00
■場所 前原暫定集会施設B会議室
■参加費 500円(3回分)
■対象 メディアづくりに興味のある方
■定員 15名(3日間とも参加できる方を優先にしますが、単発参加もOKです。)
■講師
鷺山 啓輔氏(映像作家)
■講師プロフィール
鷺山 啓輔(映像作家)
1977年生まれ。武蔵野美術大学映像学科で、ドキュメンタリー、写真、アニメーションを学ぶ。卒業後、主に現代美術のフィールドで作品を制作し、国内外で展示、上映多数。主な作品に「明滅して刻画」2009、「B.V」シリーズ?-? 2005-2007、「A Revolving Floater」 2004(フィルム・インスタレーションが中心)。東京を拠点に、映像作家として活動中。阿佐ヶ谷美術学院非常勤講師。


第2回【授業テーマ】『虚構と現実 個人的な映像表現について考える』
■日時 2009年11月20日(金)19:00〜21:00
■場所 市役所第2庁舎8階801会議室
■参加費 500円(3回分)
■対象 メディアづくりに興味のある方
■定員 15名
■講師
坪田義史氏(映画監督)
■講師
プロフィール
坪田 義史(映画監督)
神奈川県出身。2000年、多摩美術大学在学中に制作した映画『でかいメガネ』がイメージフォーラム・フェスティバルにてグランプリ受賞。各地の映画祭にて招待上映される。
2009年ワイズ出版製作 映画『美代子阿佐ヶ谷気分』全国ロードショウ公開中。
作家として作品を発表する傍ら、CMやPV、Vシネマの演出も担当。

第3回【授業テーマ】『ドキュメンタリー映画の自主制作と公開について』
■日時 2009年11月27日(金)19:00〜21:00
■場所 前原集会施設B会議室
■参加費 500円(3回分)
■対象 メディアづくりに興味のある方
■定員 15名(3日間とも参加できる方を優先にしますが、単発参加もOKです。)
■講師
岩井主税氏(映像作家/美術家)
■講師
プロフィール
岩井主税(映像作家/美術家)
1977年群馬県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修了。映像/平面/立体/インスタレーションなど、手法や素材を超えて「記録/版」という現象自体に言及する制作を続けている。テレビ番組制作参加後、自主制作で完成させた音楽家大友良英ドキュメンタリー映画『KIKOE』はロッテルダム国際映画祭をはじめ世界各地で上映されている。

【報告】メディアラボ[映像編]1日目

メディアラボ映像編の第一回目は、映像作家の鷺山啓輔さんのワークショップだった。鷺山さんの作品には水のイメージが多く登場するが、偶然だろうか、外は激しく雨が降っていた。

まずは鷺山さんの作品を紹介していただいた。映像作品なのだが、最初はスライドで説明を加えながら。モチーフや、展示の仕方、展示に使用する素材、映像に使用する素材、そしてどんな作品に影響を受けたかなど、かなり詳しく説明して下さった。非常に淡々と語られるため、思わず軽く流してしまいそうになるが、ひとつひとつが作品作りにはとても重要な事柄ばかりだった。スライドだけで作品を見ていると、やはり映像が観たくなる。次にスライドの中からいくつか映像をピックアップしていただいて、それらを鑑賞した。
窓の外がどんどん水の中へ沈んで行くという不思議な感覚を生む作品『浮き島』、湖面すれすれで撮影された湖の映像、まるで青い壁画に描かれたかのようなアニメーション『B.V』、そして一人の青年の心の中を探検するような作品『B.V second season』。最後のシーンの氷筍の空間がとても幻想的だった。

後半は、鷺山さんが影響を受けた作家の映像をいくつかを紹介していただき、部分的に鑑賞した。フィンランドの女性映像作家の『ラブイズトレジャー』、シュワンクマイエルの『棺の家』、ドキュメンタリーの作り方として観てもとても参考になるという『沈黙の世界』、伊藤高志の実験映像『THUNDER』。最後は合唱曲「チコタン」をもとに作られた岡本忠成のアニメーション作品でしめくくった。

現代美術の作品にはたくさんの謎が詰まっている。存在そのものが謎かもしれないし、ある特定の色を使うのが謎かもしれないし、モチーフが謎かもしれない。作品鑑賞というのは、その謎を解くのが楽しい。謎を解くのが楽しいとは言っても、謎は決して解けることはない。言葉で明快に表現してしまったら、その謎は死んで、何か別のものになるのだろう。朝になったら見えなくなってしまう、星の光のように。一般に、その難解さを腹立たしく思われたり、敬遠されたりしているというのが現代美術の側面と思う。

今回のワークショップは「他人の作品を鑑賞する」ということが主なテーマだったと思うが、作品鑑賞の体験が深ければ深いほど、自分の作品に深みが増してくるのではないだろうか。ワークショップは全体を通じてとても静かに進行し、参加者からの質問なども特に出なかった。これはとてももったいないことだ。私たちはその気になれば、「この作品のこの場面は、何を意味しているんですか?」と尋ねてヒントを得ることができたかもしれない。相手の作品に対する質問は、その作品に込められた謎を解くヒントを得られることがあるだけではなく、それが自分の創作のヒントとなることも多い。

作品を観ることはコミュニケーションだ。作品という相手に対して興味を持ち、問いかける。作品を感じることによって、感じている自分を感じることができる。自分があって初めて、作品に己の思いを封じ込めようという必然が生じて来る。

そしてこのワークショップでは作家自身が自分の作品を紹介してくれていた。自分がこれから作品を作ろうという時、現役の作家にどのようにその作品が作られたのかを詳しく聞くことができるというのは、とても貴重な機会だと思う。それは少しの間、作家の創作の旅路にご一緒させてもらえるような、特別な体験だと思う。

ワークショップの最後に、作品の中に何度も登場した「水」のイメージについて、鷺山さんにお聞きした。ご本人でも無意識だったらしく、「水」に対する謎はその場では回答を得られなかった。なぜ水が登場するのかはわからないが、水は常に振動したり波立ったり、動きのあるものなので、映像の対象としてはおもしろいのだろう、というような事をおっしゃって、私もその時はそれで納得したのだが、雨の中帰る途中、プールや海の中へ潜った時の音の感じ、あのふっと音がやわらかくなり、周りの物事全てが遠くなる感じを思い出した。あのなんとなく守られているような感じが心地よくて、よく会社などでつらいことがあった時、帰りの電車の中で自分が深く水の中に潜っていると想像していたことがある。なんとなく傷が癒えるような、それでも完全に癒えたわけではないので、胸の奥に悲しみをたたえているような、そんな感じを鷺山さんの作品に重ね合わせると、また新しい楽しみ方ができそうな気がした。私の個人的な、ごはんにマヨネーズをかけて食べるといったような、ほんとうに個人的な嗜好だと思うが。

映像のワークショップはあと2回。参加者が作品を作る機会もあるそうで、とても楽しみだ。

2009年11月12日木曜日

「アサヒタウンズ」さんに掲載いただきました!


今週末にフィナーレを迎える、ダンスカンパニーノマド〜sによるダンスワークショップ「アートで『からだ』と自然をつなぐ」が『アサヒタウンズ』さんでご紹介いただきました。10月8日付です(ご紹介が遅れました・・・)。

「感覚解き放ち、好きなものに成りきって 自然の中で自由にダンス」
「芸術を通して街づくりを進めようというものだが、今回のように、
従来のイメージのアートにとらわれない催しも多い」

ふむふむ・・・。じっくりと読みこんでしまいます。

以上、事務局サトウより報告でした。
(担当はtwitterだけじゃないんですww)

あ、今週末のワークショップの
フィナーレへもぜひお越しください〜。
↓↓
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地域WS「アートで「からだ」と自然をつなぐ」vol.3 ( 10/25)
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http://artfullaction.net/2009/11/vol3.html
http://artfullaction.net/2009/11/vol3-1.html
そのとき、からだは「なに」になる?

私たちはいま、「からだ」が自然であることを忘れて暮らしています。
そこで私たちは、ダンスカンパニーノマド~sによるダンス・パフォーマンスの
ワークショップを通じて、「からだ」と自然のつながりを
あらためて感じる試みを展開します。

武蔵野の大地にはいくつかの河岸段丘があり、
国分寺から小金井・三鷹をとおって大田区に至るものは
「国分寺崖線(がいせん)」(小金井では「はけ」とも)と呼ばれています。

国分寺と小金井の境に位置する東京経済大学の新次郎池は、
その崖線からの湧き水がたまったものでかつては「わさび田」として利用されていました。ワークショップはこの新次郎池でフィナーレを迎えます。

最終日の11/15は2人の講師とともに、新次郎池周辺を
舞台にみんなでパフォーマンスダンスを発表する予定です!!
(雨天時は100周年記念館体育室)←変更になりました(11/12編集)

小学生以上なら、どなたでも参加できます。
からだを動かす自信がない方も、ぜひどうぞ!
*「かんきょう博2009in小金井+国分寺」のプログラムとして開催します。

日時|2009年11月14日(土)14:00~16:00、11月15日(日)13:00~16:00
場所|東京経済大学 新次郎池
対象|小学校1年生から(親子参加や一般の方、初めての方もどうぞ)
人数|40名(参加費無料)
講師|池宮中夫・熊谷乃理子(ダンスカンパニーノマド~s)
申込|アールドール TEL:070-5592-6791 FAX:042-380-6772

*動きやすい服装、運動靴で参加してください。タオル、帽子、飲み物などをお持ちください。土などで汚れるかもしれないので、着替えを用意してください
(会場で着替えることもできます)。

2009年11月10日火曜日

twitterからオススメ!メディアラボ(映像編)

こんにちは。事務局のサトウです。
急に寒さが厳しくなったと思ったら、
これまた急に寒さが和らいできましたね〜。

さてさて、アートフル・アクション!では、
ウェブサイトブログメールニュースなどのに加えて、
話題の140字つぶやきツール、ツイッターを導入しています。

ここでは、ツイッターのつぶやきを
そのまま、まとめて掲載することで、
アクションの見どころお伝えしています。

メディアラボ(映像編)は
今週金曜日から始まります。
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  • 映像づくりの基本を第一線の映像作家/映画監督/美術家の講師から学びませんか。メディアラボ(映像編)は11月13日スタート!http://twurl.nl/gse1vo posted at 19:02:32

  • 11/13の講師は映像作家の鷺山啓輔さん。テーマは『1シーンで学ぶ映像探検~アイデアの幅をひろげる~ 』です。今年1月にはArt Center Ongoing(吉祥寺)での映像インスタレーションが話題となりました。http://twurl.nl/80jmo1 posted at 19:09:25

  • 11/20の講師は映画監督の坪田義史さん。テーマは『虚構と現実 個人的な映像表現について考える』です。坪田さんが監督を勤めた映画『美代子阿佐ヶ谷気分』は全国ロードショウ公開中です!http://www.miyoko-asagaya.com/ posted at 19:16:22

  • 11/27の講師は映像作家/美術家の岩井主税さん。テーマは『ドキュメンタリー映画の自主制作と公開について』。音楽家大友良英さんのドキュメンタリー『KIKOE』は世界各国で上映され。http://www.kikoe-otomo.com/ posted at 19:18:59

  • (切れてしまったので、続きを)『KIKOE』は世界各国で上映されています。現在開催中のCREAM ヨコハマ国際映像祭2009へも出品されています。http://www.ifamy.jp/programs/single/445/ posted at 19:23:08

  • と、豪華な講師陣を迎えたメディアラボ(映像編)の定員は15名。講座終了後は実践編として取材&映像作品の制作も行ないます。ぜひぜひ、ご参加お待ちしています〜! http://twurl.nl/brm2gn posted at 19:27:26

  • ==============

    あっという間に流れてしまう、
    ツイッターのつぶやきを
    今後もまとめてお送りしていきます〜。

    +ツイッターのアカウントは@artfullactionです。
    +ブログへのつぶやきの転載にあたっては、
    twitterアーカイヴサイトの「twilog」を利用しています。

    2009年11月4日水曜日

    アーティスト招聘準備委員会第5回(11/4)

    2009年11月14日(土)19:00~21:00
    ※専門委員会のみ

    アーティスト招聘事業は「市民とのコラボレーション」をテーマに、小金井へアーティストを招聘する3年計画の事業です。本年度は準備事業を通じてアーティストが決まります。すでに7月から8月にかけて2回でアーティスト招聘準備講座が開催されました。3名の専門委員よりアートの動向や具体的なアーティストの活動紹介などがありました。

    公式の委員会は4回でしたが、議論は尽きず、2回の延長となりました。

    2009年10月31日土曜日

    第2回子ども文化地域コーディネーター養成講座

    子どもたちにとってより良い文化環境をつくるために、今回は「子どもたちと芸術文化が出会うためには、良いコーディネーターが必要」ということについて学びます。
    子どもたちと芸術文化が出会う意味は? 良い出会いとは? そもそも、「子ども文化地域コーディネーター」とは? 具体例を交えてお話いただきます。

    日時 2009年10月24日(土)14:00〜16:00
    場所 小金井市役所第2庁舎8階801号室
    参加費 無料
    対象 子どもの文化に関心のある方
    定員 40人
    講師 太宰久夫さん(玉川大学芸術学部教授/演出家)

    ワークショップ地域ラボ

    みんなが見つけたまちのドキドキやわくわくをマップにしよう!

    ずーっと昔からまちにあるもの、
    自分だけのお気に入りの場所、
    はじめて見たふしぎなもの‥‥。
    まちのドキドキやワクワクをみんなで見つけにいって
    世界に1つしかないフィールドマップを
    つくりませんか?


    地域ラボ、第一回のワークショップです。
    ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

    日時 2009年10月31日(土)10:30〜16:00
    場所 小金井市役所西庁舎第5会議室 ほか
    参加費 無料
    対象 小学3年生以上(2日連続で参加出来る方、小学生は大人同伴)
    定員 20人(申込順)
    申込方法 電話、ファックス、Eメールで NPO法人プレイス(TEL 042-304-1428,FAX042-304-2130,メールDZF14052[@]nifty.com)へ



    主催 小金井アートフル・アクション!実行委員会
    助成 平成21年度文化庁「文化による創造のまち」支援事業
    *本事業は、小金井市芸術文化振興計画推進事業です

    2009年10月30日金曜日

    メディアラボ[編集デザイン編]3日目

    メディアラボ編集デザイン編 3 2009.10.31(土)15:00〜17:00
    @小金井市民会館 萌え木ホールB会議室

    報告が遅くなりましたが、メディアラボは全3回の日程を無事に終えました。

    前半は、デザイナーの瀧加奈子さん(株式会社キャップ)による講義です。
    瀧さんが考える「雑紙創りに必要な3つの個性」について、お話いただきました。

    さて、ここで雑紙創りに必要な個性を知るためのワーク。「この雑誌はなんですか?」
    誌面だけを見て、何の雑誌なのかを当てなければなりません。皆で見出し、写真、レイアウトをよーく観察します。「普段意識せずに(雑誌を)選んでいるが、出版社によっていろいろあるなぁと実感」という声も。

    後半は、梅田カズヒコさん(株式会社プレスラボ)による講義。本日のテーマは「あなたは雑誌の編集長」
    まず、雑誌の編集長として、どんな雑誌をつくりたいのか、それぞれ考えます。
    参加者をグループに分け、編集部を3つ作りました。グループのうち、1名が今日の編集長です。編集長が作りたい雑誌を作るために、編集員になったメンバーは、特集記事のアイデアを出していきます。

    終了時刻が迫っているのを忘れるほど白熱するディスカッション。
    最後に各編集長による、雑誌のプレゼンテーションです。

    27・29・31日と、連続で行ってきた講座も今日で最後です。
    「編集について、また意識が変わった」とある方。参加者の皆様の今後にも期待したいです。
    プレスラボの皆様をはじめとする講師の方々、3日間ありがとうございました!!

    編集デザイン編は完結しましたが、来週からはいよいよ、姉妹編の「映像編」がスタートします。どうぞふるってご参加ください。(ながしま)

    2009年10月29日木曜日

    メディアラボ[編集デザイン編]2日目

    メディアラボ編集デザイン編 2 2009.10.29(木)15:00〜17:00
    @小金井市民会館 萌え木ホールA会議室

    メディアラボ[編集デザイン編]、2回目を迎えました。

    前半は、下北沢経済新聞副編集長の小川たまかさんによる講義です。
    下北沢経済新聞を例にとって、ニュース記事の書き方を学びます。

    ライターの取材メモから新聞記事を書き起こすワーク。「客観的に情報を伝えることの難しさを感じた」という声も。


    後半は、プレスラボの梅田カズヒコさんによる講義。雑誌とは何か?をテーマに、雑誌について掘り下げていきました。
    よく読む雑誌は?なぜ購入するのか?ライフスタイルは変わったか?参加者の皆さんの回答を整理していきます。

    「現場の人の直接の声はとても参考になる」とある方。3回連続講座のメディアラボは、明日31日でいよいよ最終日です。
    3回目のテーマは「あなたは雑誌の編集長」。最終日だけでも参加したいという方も、事前連絡の上、ぜひいらして下さい。お待ちしております。(ながしま)

    *メディアラボ詳細はこちら

    2009年10月28日水曜日

    アーティスト招聘準備委員会第4回(10/28)

    2009年10月28日(水)19:00~21:30

    アーティスト招聘事業は「市民とのコラボレーション」をテーマに、小金井へアーティストを招聘する3年計画の事業です。本年度は準備事業を通じてアーティストが決まります。すでに7月から8月にかけて2回でアーティスト招聘準備講座が開催されました。3名の専門委員よりアートの動向や具体的なアーティストの活動紹介などがありました。

    2009年10月27日火曜日

    メディアラボ[編集デザイン編]1日目

    メディアラボ[編集デザイン編]1
    2009.10.27(火)15:00〜17:00
    @小金井商工会館 小会議室

    27日から始まりました、メディアラボ[編集デザイン編]。無事初日を終えました!
    前半は、ライターの高井ジロルさんによる講義。「日常生活で”変だな”と思った瞬間」に企画が生まれるという高井さん。「1冊の本ができるまで」の話を大変興味深く聞かせていただきました。

    著書を資料として持ってきて下さいましたが、その中には我が家にある本も!

    そして後半。プレスラボの梅田カズヒコさんによる授業です。「記事も日記も日常の気づきから」。客観性を持ち、価値のある情報にしていくことで、「気づき」が記事になっていく。記事を作るプロセスを学んでいる参加者の皆さんは、真剣そのものです。

    今学んだことを活かして、記事を作るワークに入ります。日常の中で何に気づいているか、自分が何を気にしているか、必死に思い出しながら。。。
    短い時間でしたが、参加者の皆さんは思い思いに記事づくりをこなしていました。

    「記事のネタはあらゆるところにある!」と、ある参加者の方。ちょっとした気づきを大切にしていきたい、と考えさせてくれる2時間でした。

    次回は明日29日です。会場は同じ建物の3階、小金井市民会館萌え木ホールA会議室です。
    乞うご期待!

    2日目からの参加も歓迎です!その際は事前にご連絡下さい。(ながしま)

    メディアラボ詳細はこちら

    メディアラボ[編集デザイン編]

    10月27日、29日、31日の3日間連続講座
    メディアラボ[編集デザイン編]がいよいよスタートします。

    「編集者の仕事を学ぶ」をテーマに、編集プロダクションの方を
    お招きして、メディアづくりの第1歩を学びます。

    今まで、平日は夜の講座が多く参加が出来なかった方にも朗報、
    今回は15:00~17:00という時間設定になっています。

    編集企画、記事作り…etc
    興味があったけれど、なかなか参加できなかった方も
    ぜひこの講座をきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

    以下、詳細です!

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    メディアラボ[編集デザイン編]

    メディアづくりのはじめの一歩を学ぶ実践型講座「メディアラボ」。
    編集デザイン編と映像編の2部構成で開講します。

    10月は編集デザイン編です。
    プレスラボ(編集プロダクション)の梅田カズヒコさんらを講師にお招きし、
    雑誌などの編集者・記者の仕事について学びます。
    3日間の講座を体験してあなたも編集者の考え方やものの見方を身につけてみませんか?

    さらに、3日間の講座を終えた後、
    後日希望者は小金井アートフル・アクション!の講座・イベントを実際に取材し、
    メディアづくりに参加することができます。(映像編は11月の予定です)

    メディアづくりに興味のあるかた、編集者の仕事に触れてみたい方、ぜひふるってご参加下さい!

    日時・場所|
    10月27日(火)小金井市商工会館小会議室
    10月29日(木)小金井市民会館 萌え木ホールA会議室
    10月31日(土)小金井市民会館 萌え木ホールB会議室
    各日 15:00~17:10(休憩10分)
    講師|梅田カズヒコ氏(株式会社プレスラボ代表)ほか
    定員|15名 ※3日間とも参加できる方を優先にしますが、単発参加もOKです。
    参加費|500円(3回分)
    主催|小金井アートフル・アクション!実行委員会
    助成|平成21年度文化庁「文化による創造のまち」支援事業
    *本事業は、小金井市芸術文化振興計画推進事業です。
    http://artfullaction.net/

    【申込方法】
    申込方法|メールにて(artfullaction[@]gmail.com)小金井アートフル・アクション事務局へ。※[ ]を外してください。
    もしくは、直接または電話、ファックスで小金井市役所コミュニティ文化課へ。
    (前原暫定集会施設内 TEL042-387-9923 FAX042-388-1323)

    【授業内容】
    10月27日(火)1日目
    授業テーマ:<記事作りの発想力、アイディアの出し方とは?>
    講師:高井ジロル(編集・ライター)
       梅田カズヒコ(編集プロダクション プレスラボ 代表 http://www.p-labo.biz/
       吉住夏樹(プレスラボ/編集・ライター)

    10月29日(木)2日目
    授業テーマ:<魅力ある誌面・媒体とはどういうものか?>
    講師:小川たまか(下北沢経済新聞副編集長 http://shimokita.keizai.biz/
       梅田カズヒコ(編集プロダクション プレスラボ 代表)
       吉住夏樹(プレスラボ/編集・ライター)

    10月31日(土)3日目
    テーマ<あなたは雑誌の編集長>
    講師:瀧加奈子(デザイナー)
       梅田カズヒコ(編集プロダクション プレスラボ 代表)
       吉住夏樹(プレスラボ/編集・ライター)

    ========================================

    以上です。
    お申し込みはartfullaction[@]gmail.comまで。
    ※[ ]を外してください。
    皆様の参加をお待ちしています!
    (お申し込みはお早めに!!)

    ========================================





    チラシのダウンロードはウェブサイトから↓

    2009年10月25日日曜日

    2009年度後期インターンを募集します!

    小金井アートフル・アクション!では、
    このたび、本年度後期のインターンとして、
    プロジェクトの中核スタッフを募集します。

    ====================
    小金井アートフル・アクション!
    2009年度後期インターンを募集します!
    ====================

    小金井アートフル・アクション!は今年が一年目。
    年間を通じて、講座やワークショップを中心に
    さまざまなアクションが展開されています。
    http://artfullaction.net/action/

    まだまだ発展途上のプロジェクトの
    これからを、一緒につくっていきませんか?

    主な仕事内容|
    ・個々のアクションの企画、運営
    ・プロジェクト全体の広報、記録
    ・来年度の事業計画作成、助成金申請

    条件|
    ・ボランティアベースの活動です
    ・期間は2010年3月まで/週1~2日
    (期間、時間帯や日程は応相談)
    ・交通費(往復1,000円まで支給)
    ・活動場所は武蔵小金井が中心です

    応募条件|
    ・年齢や国籍は問いません。
    ・メールや文書作成など基本的なPCスキルが必要です。
    *アートマネジメントや文化政策、アートの現場へ
    関心のある方、大学生や大学院生は歓迎します。

    募集人数|10名程度

    応募方法|
    郵送にて写真付の履歴書(書式自由)をお送りください。
    その際、履歴書へは以下の点を分かるようにお書きください。
    1)PCスキルについてお答えください。
    ・Word、Excel、Illustrator, Photoshop,In Designなどの利用状況
    ・メール、ブログやツイッター、ウェブ制作などのウェブスキル
    *上記スキルすべてが応募へ必要な条件ではありません。
    今後の仕事の進め方の参考までにお教えください。
    2)応募動機(400字以内)をお書きください。

    *応募いただいた方へは採否結果とあわせて、
    1週間以内にご連絡を差し上げます。

    郵送先|
    〒184-8504 東京都小金井市本町6-6-3
    小金井市役所 市民部 コミュニティ文化課
    小金井アートフル・アクション!実行委員会事務局

    お問い合わせ|
    小金井アートフル・アクション!実行委員会
    artfullaction[@]gmail.com(担当:佐藤、鈴木)


    ======================
    ボランティアスタッフは随時募集中です!
    ======================

    小金井アートフル・アクション!では、
    ボランティアスタッフを随時募集しています。

    当日の運営や広報など、さまざまな作業を通じて、
    小金井アートフル・アクション!を
    一緒につくっていきませんか?

    スタッフ登録をご希望の方は、
    件名を「スタッフ希望」として
    下記メールアドレスまでご連絡をお願いいたします。
    artfullaction[@]gmail.com(担当:おき)

    *その際にはお名前、ご住所、
    動機もしくは何かスキルをお持ちでしたら、
    あわせてお知らせください。

    ご連絡をいただいた方は、まず最新情報やスタッフ募集の
    お知らせが流れるMLやSNSへ登録をさせていただきます。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    その他の情報は以下のサイトでご覧になれます。
    みなさまのご参加をお待ちしております!

    ウェブサイト
    http://artfullaction.net/
    ブログ
    http://artfullaction.blogspot.com/
    ツイッター
    http://twitter.com/artfullaction

    --
    -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
    小金井アートフルアクション
    -collaboration×laboratory-
    -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
    主催:小金井アートフル・アクション!実行委員会
    助成:平成21年度文化庁「文化芸術による創造のまち」支援事業
    *本プロジェクトは小金井市芸術文化振興計画推進事業です。

    フィルム・インスタレーション・ワークショップ(全3回)

    映像企画「光とフィルムの映像表現ワークショップ」第2弾のお知らせです。

    先月、学芸大学で行われた科学の祭典にて開催しました、ワークショップ「フィルムに描く3秒アニメーション」に続き、今回は野外にて映像作品の発表を行う、フィルム・インスタレーション・ワークショップになります。

    *************************************************

    小金井アートフル・アクション!
    光とフィルムの映像表現ワークショップ Part2

    ● フィルム・インスタレーション・ワークショップ [ 全3回 ]

    * * * * * * * * * *

    「光とフィルムの映像表現ワークショップ」 第2弾として、8ミリフィルムなどを用いて映像作品を制作し、野外にて作品発表を行う、フィルム・インスタレーション・ワークショップを開催します。都立武蔵野公園で開催される市民主催のお祭り「武蔵野はらっぱ祭り」内の“はらっぱシアター”が発表の場。光とフィルムを用いて林の中で作品を仕上げるワークショップです。


    第1回●フィルム・インスタレーションとは?

    8ミリフィルムによる作品制作のユニークさ、上映の基本となる「ループ上映」について学んだうえで、発表会場となる公園周辺を下見します。機材の貸し出しなども行います。どんな映像にしたいか?どのような映写が可能か?を考えます。

    日時:2009年10月25日(日)13:00~19:00
    場所:カエルハウス(概要説明)~都立武蔵野公園(下見)~小金井市公民館本館視聴覚室(貸出し)


    第2回●撮影・自家現像・試写・編集など

    各参加者が11/22に森の中で上映するフィルムを撮影・自家現像・編集・映写テストをおこないます。
    撮影したフィルムを自分の手で現像する「自家現像」にもトライできます。
    最後に、視聴覚室のスクリーンに映写してみて映像を確認。

    日時:2009年11月8日(日)10:00~18:00
    場所:小金井市公民館本館視聴覚室ほか


    第3回●はらっぱシアター:フィルム・インスタレーション

    いざフィルム・インスタレーション本番!
    映写は夕方、あたりが暗くなってから。それまでに林の中で、フィルムや映写機でループ構造を組み立てていきます。(昼間は「武蔵野はらっぱ祭りもお楽しみください!)。※終了時刻は、撤収作業の後のため、夜になりますのでご注意ください。

    日時:2009年11月22日(日)10:00~21:30(予定)
    場所:都立武蔵野公園(武蔵野はらっぱ祭り
    ※雨天の場合は11月23日(月・祝)になる場合があります。


    ★講師:太田 曜(実験映画作家)
    1953年東京生まれ。1977年~1987年パリ第8大学映画科でギィ・フィマンらに、シュテーデル美術大学でペーター・クーベルカに実験映画を学ぶ。主な作品に「UNRELATIF HORAIRE」シリーズ、「SPEED TRAP」など(すべて16ミリフィルム)。フランス、日本での作品上映歴、多数。最近は韓国、アメリカでも作品が上映されている。1988年より東京造形大学非常勤講師。http://www.tokyo100.com/ota/

    ■定員:15名

    ■参加費用:1,500円(フィルム代は別途必要です)

    ■申込:お申込み・お問合せは、8mmFILM小金井街道プロジェクトまで。
    メール   8mmkoganei(@)gmail.com
    電話 070-5583-9057(キヨナリ)
    ※メールでお申込みの際には、氏名、電話番号、8ミリ歴の有・無をお書き添えください。

    ■申込み締切:2009年10月22日(木)

    ※全3回のワークショップです。全日程に参加できない場合は、申し込み時にご相談ください。
    ※必要な8ミリフィルム機材などは、こちらでご用意します。お持ちの方は、ぜひご持参ください。

    主催|8mmFILM小金井街道プロジェクト 
    http://shink-tank.cocolog-nifty.com/perforation/
    小金井アートフル・アクション!実行委員会 
    http://artfullaction.net/
    助成|平成21年度文化庁「文化芸術による創造のまち」支援事業
    *この事業は、小金井市芸術文化振興計画推進事業です。

    2009年10月22日木曜日

    twitterはじめました


    お知らせが遅くなりましたが、アートフル・アクション!もtwitterのアカウントをつくっています。ウェブやblogの更新情報のほか、ちょっとしたこぼれ話などもつぶやいていく予定です。

    ぜひfollowしてみてください。↓↓↓

    2009年10月19日月曜日

    小金井市ウェブサイトにバナーが載りました



    アートフル・アクション!公式サイトへのリンクバナーが、小金井市ウェブサイトトップページに掲載されるようになりました!下の方になりますが、これからは市の公式ページからもアクセスが可能になるということです。今後ともよろしくお願いします。

    2009年10月14日水曜日

    アーティスト招聘準備委員会第3回(10/14)

    2009年10月14日(水)19:00~21:30

    アーティスト招聘事業は「市民とのコラボレーション」をテーマに、小金井へアーティストを招聘する3年計画の事業です。本年度は準備事業を通じてアーティストが決まります。すでに7月から8月にかけて2回でアーティスト招聘準備講座が開催されました。3名の専門委員よりアートの動向や具体的なアーティストの活動紹介などがありました。

    2009年10月9日金曜日

    月例リレートーク「アートって社会に必要なもの?」(第3回)

    毎月、地域を拠点にアート活動を行うゲストを、全国各地より小金井へお迎えするリレートーク。10月のゲストはアーティストの真部剛一さん(from 岡山!)です。

    障害のある方、高齢者、子ども、様々な立場の人とアーティストが1対1のペアとなって作品を生み出してきたアートリンク・プロジェクト。その現場から見える世界や新しい価値について真部さんに、お話しをお伺いします。

    もちろん、後半はいつも通りに参加者を交えての議論の時間もあります。

    月例リレートーク“相談しよう、そうしよう”
    第3回「アートって社会に必要なもの?ー真部剛一さん(アーティスト)に聞く」
    - - -

    日時|10月9日(金)19時〜
    場所|小金井市役所第2庁舎8階801号室(JR武蔵小金井駅徒歩7分)
    http://tinyurl.com/ld8glc
    定員|30人
    参加費|500円

    http://artfullaction.blogspot.com/

    ゲストプロフィール|真部 剛一(Koichi MANABE)
    現代美術家。1974年生まれ、岡山市在住。現代社会における諸問題をテーマにアートプロジェクトを展開している。近年では、様々な立場の人(障害のある人、島の高齢者、ホームレスな人)とのコラボレーション制作や、アジア圏での国際交流文化活動、瀬戸内海の島々での滞在制作等を継続して行っている。現在、倉敷芸術科学大学・順正短期大学非常勤講師、楡林学院(中国陝西省)客員教授、アートリンクセンター岡山LLPアートディレクター。

    2009年10月8日木曜日

    アートで「からだ」と自然をつなぐ vol.2

    9/19(土)に行われたダンスワークショップ「アートで「からだ」と自然をつなぐ」の第二回が、10/11(日)に実施されます。

    午前中は南小学校の体育館でからだを動かします。そのあと、野川沿いの武蔵野公園に移動して昼食。午後は公園内で、ひきつづきワークショップを行います。(雨天時は南小体育館)
    「アートで「からだ」と自然をつなぐ vol.2」は10月11日と、10月25日の10時~15時に実施します。1日だけの参加も可能です。ぜひ、お越しください。


    大きな地図で見る

    応募対象| 小学1年生から(親子参加や大人の方、初めての方もぜひどうぞ!)
    募集人数| 40名(参加費無料)
    講師| 池宮中夫・熊谷乃理子(ダンスカンパニーノマド〜s)
    お申し込み先| アールドール TEL : 070-5592-6791 FAX : 042-380-6772(1日だけの参加もできます!)

    お願い| 動きやすい服装、運動靴で参加してください。防寒具、タオル、帽子、飲み物などをお持ちください。   
    土などで汚れるかもしれないので、着替えを用意してください(会場で着替えることもできます)。昼食もお持ちください。希望者には「特製おむすび弁当」500円もご用意いたします(ご注文は2日前までに)。


    ダンスカンパニーノマド〜s
    1992年より熊谷乃理子、池宮中夫を中心に、日本のコンテンポラリーダンスのリーダー的存在として国内外で広く活動、アートシーンに強い影響を与えている。現代人の姿を鋭く描く振付・美術・衣裳・音楽に至るまでもユニークであり、さまざまな空間での質の高い作品上演は海外でも高い評価を受ける。委嘱ワークショップは、目黒区美術館、世田谷パブリックシアター、水戸芸術館、武蔵野美術大学、長崎県美術館、岡山県舞踊連盟、能登ふるさと博(石川県七尾市)、多摩美術大学、ものがたり文化の会など多数。小金井では2008年11月の「かんきょう博覧会 2008 in 小金井」(東京学芸大学芸術館)において、「アートと環境」をテーマにパフォーマンスを行い、好評を得た。また千駄木の「スタジオBrickone」においては、「ダンスシード」という若手ダンサーや舞踊作家の育成プログラムにも積極的に取り組んでいる。(公式サイト http://www.nomade-s.com/nomade-s/)



    第一回の様子です↓










    主催:小金井アートフル・アクション!実行委員会
    助成:平成 21年度文化庁「文化芸術による創造のまち」支援事業
    共催:NPO法人ミュゼダグリ、アールドール

    *本プロジェクトは小金井市芸術文化振興計画推進事業です。

    2009年9月24日木曜日

    アーティスト招聘準備委員会第2回(9/24)

    2009年9月24日(木)19:00~21:00

    アーティスト招聘事業は「市民とのコラボレーション」をテーマに、小金井へアーティストを招聘する3年計画の事業です。本年度は準備事業を通じてアーティストが決まります。すでに7月から8月にかけて2回でアーティスト招聘準備講座が開催されました。3名の専門委員よりアートの動向や具体的なアーティストの活動紹介などがありました。


    2009年9月19日土曜日

    アートで「からだ」と自然をつなぐ|ダンス・パフォーマンスによるワークショップvol1(9/19)

    -------------------------------------
    アートで「からだ」と自然をつなぐ
    ダンスパフォーマンスによるワークショップvol.1
    -------------------------------------

    私たちはいま、「からだ」が自然であることを忘れて暮らしています。
    そこで私たちは、ダンスカンパニーノマド〜sによる
    ダンス・パフォーマンスのワークショップを通じて、
    「からだ」と自然のつながりをあらためて感じる試みを展開します。

    そのとき、からだは「なに」になる?

    場所は東京学芸大学内にある環境教育実践施設の農場。小金井市に残る
    「里の風景」の一つ。その風景と「からだ」を動かす楽しさとが、
    どのようにつながっていくのでしょうか。

    小学生以上なら、どなたでも参加できます。
    からだを動かす自信がない方も、ぜひどうぞ!

    日時|2009年9月19日(土)13:30~16:30
    場所|東京学芸大学 環境教育実践施設(農場)
        (小金井市貫井北町4-1-1)

    対象|小学校1年生から(親子参加や一般の方、初めての方もどうぞ)
    人数|30名(参加費無料)
    講師|池宮中夫・熊谷乃理子(ダンスカンパニーノマド〜s)
    申込|NPO法人ミュゼダクリ TEL:070-5592-6791 FAX:042-380-6772

    *動きやすい服装、運動靴で参加してください。タオル、帽子、飲み物などをお持ちください。
    土などで汚れるかもしれないので、着替えを用意してください(会場で着替えることもできます)。

    主催|小金井アートフル・アクション!実行委員会
    共催|NPO法人ミュゼダクリ、東京学芸大学環境教育実践施設
    助成|平成21年度文化庁「文化芸術による創造のまち」支援事業
    *本プロジェクトは小金井市芸術文化振興計画推進事業です。

    ダンスカンパニーノマド〜s
    1992年より熊谷乃理子、池宮中夫を中心に、日本のコンテンポラリーダンスのリーダー的存在として国内外で広く活動、アートシーンに強い影響を与えている。現代人の姿を鋭く描く振付・美術・衣裳・音楽に至るまでもユニークであり、さまざまな空間での質の高い作品上演は海外でも高い評価を受ける。委嘱ワークショップは、目黒区美術館、世田谷パブリックシアター、水戸芸術館、武蔵野美術大学、長崎県美術館、岡山県舞踊連盟、能登ふるさと博(石川県七尾市)、多摩美術大学、ものがたり文化の会など多数。小金井では2008年11月の「かんきょう博覧会 2008 in 小金井」(東京学芸大学芸術館)において、「アートと環境」をテーマにパフォーマンスを行い、好評を得た。また千駄木の「スタジオBrickone」においては、「ダンスシード」という若手ダンサーや舞踊作家の育成プログラムにも積極的に取り組んでいる。(公式サイト http://www.nomade-s.com/nomade-s/




    → チラシPDFバージョン

    今後の予定
    <vol.2> アートで「からだ」と自然をつなぐ@野川
    日時|10月11日(日)10:00〜15:00
       10月25日(日)10:00〜15:00
    場所|武蔵野公園付近(野川沿い)
    人数|40名(参加費無料)
    企画・お問い合わせ|アールドール(tel 070-5592-6791)

    <vol.3> アートで「からだ」と自然をつなぐ@新次郎池
    日時|11月14日(土)14:00〜16:00
       11月15日(日)13:00〜16:00
    場所|東京経済大学 新次郎池付近
    人数|40名(参加費無料)
    企画・お問い合わせ|アールドール(tel 070-5592-6791
    *11/14〜15は「かんきょう博覧会 2009 in 小金井+国分寺」のプログラムとして実施し、講師とともにワークショップの成果も発表します

    2009年9月18日金曜日

    明日、アートで「からだ」と自然をつなぐ|ダンス・パフォーマンスによるワークショップvol.1

    明日は東京学芸大学の農場でダンス・ワークショップが開催されます。
    気になる天気は・・・晴れですよ〜。小学生以上ならどなたでも参加できます。

    当日はこんなことをします!

    1:30 オリエンテーション(全体的な説明)
    1:45 ストレッチング
    2:00 ワークショップ(途中、休憩を入れながら)
       ①手をつなぐ/引っ張る/移動する
       ②身体を押し合う
       ③リズムに合わせて身体を動かす
       ④場所を変えて目かくしをする/目覚める感覚を体験する
    ・・・・などなど、4:30まで続きます。

    連休のはじまりに「からだ」を動かしにきてみませんか。

    詳しくは↓を!!
    http://artfullaction.blogspot.com/2009/09/vol1919.html

    2009年9月14日月曜日

    月例リレートーク「地域で新しいアートの場所づくりをはじめるには??」(第2回)

    月例リレートーク“相談しよう、そうしよう”
    第2回「地域で新しいアートの場所づくりをはじめるには??ー大石真依子さん(有限責任事業組合 TRAP組合員)に聞く」
    - - -

    テーマは「アートの地産地消」

    アートイベントを単発的にするのではなくて、アーティストのみなさんに安心して作品制作をする環境を提供したり、取手市民をはじめ広く一般の方にアートのある生活を提案・提供することを目的に活動しているTRAP(Toride Re-Public Art Production)のメンバー、大石真依子さんに茨城県取手市よりお越しいただきます。
    GALLERY & CAFE OMONMA Tent」での日頃の活動を伺いながら、参加者も交えて議論したいと思います。

    日時|9月14日(月)19時〜
    場所|小金井市役所第2庁舎8階801号室(JR武蔵小金井駅徒歩7分)
    http://tinyurl.com/ld8glc
    定員|30人
    参加費|500円

    http://artfullaction.blogspot.com/

    ゲストプロフィール|大石 真依子(Maiko OOISHI)
    1979年大阪生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。1999年より4年間、取手アートプロジェクト(TAP)の運営に関わる。そこで出会った地元スタッフ3名(小嶋寛子、熊倉昌子、福田なな)とともに2005年より任意団体として活動。2008年有限責任事業組合TRAPを立ち上げ、取手を拠点として活動する作家を紹介するギャラリー&カフェOMONMATentを運営中。






    → チラシPDFバージョン

    2009年9月13日日曜日

    【報告】フィルムに描く 3秒アニメーション

    9月13日に映像ワークショップ企画「光とフィルムの映像表現ワークショップ」の第1弾、「フィルムに描く 3秒アニメーション」を開催しました。

    会場となったのは、学芸大学で行われた「青少年のための科学の祭典」で、科学をテーマとした100を超える様々な出店ブースの1つとして参加しました。昨年に続いて2回目の参加でしたが、昨年を上回る170名以上の子供たちやご家族の方々が参加してくれました。

    縦約5.8ミリ、横幅8ミリの小さな空間へ油性ペンで思い思いのイメージを描き、1秒間18コマ、計54コマ分の連続画として出来上がったみんなのフィルムをつなげて映写機していきました。自分の描いた絵がスクリーンに大きく映し出されて生きいきと動き出す様子に、年齢問わず参加者みんなが楽しんでいました。

    フィルムへ直接手を触れて描くという原始的なプロセスによって映像を構成する素材を自らの手で作り出し、時間をかけて作り上げた作品がプランどおりに動いてくれた喜び、また、予測を超えた思いがけない動きが出来上がった驚きなど、参加者それぞれに異なる映像体験ができたのではないかと思います。

    当日のビデオをyoutubeにアップしてあります。どうぞご覧下さい。


    「フィルムに描く 3秒アニメーション」当日の様子のダイジェスト。
    撮影・編集:堀江武(8mmFILM小金井街道プロジェクト)


    当日参加者によって制作、上映したフィルムの一部です。
    テレシネ:堀江武(8mmFILM小金井街道プロジェクト)


    ここで制作したフィルムは、今月末より開催される第2弾企画「フィルム・インスタレーション・ワークショップ」の最終日(11/ 22)に都立武蔵野公園で行われる武蔵野はらっぱ祭り内の出店企画「はらっぱシアター」において再上映いたします。上映開始時間は17時以降日が暮れてからを予定しています。
    ※雨天の場合、翌日11月23日(月・祝)に延期します。

    8mmFILM小金井街道プロジェクト

    フィルムに描く3秒アニメーション

    ------------------------------------------------------

      小金井アートフル・アクション!
      光とフィルムの映像表現ワークショップ - PART 1
     「フィルムに描く 3秒アニメーション」

    ------------------------------------------------------

    8mmFILM小金井街道プロジェクトは、「小金井アートフル・アクション!」映像企画として、9月から来年の3月にかけて『光とフィルムの映像表現ワークショップ』を開催いたします。 PART 1は「フィルムに描く 3秒アニメーション」です。青少年のための科学の祭典 in 小金井にて、今年も変わらず実験します。昨年は、150名以上の方に参加していただきました。

    何も映っていない透明の映画フィルムを、3秒分(計54コマ:30センチ程度)お渡しします。そこに、極細油性ペンなどで絵や文字を描いてもらいます。描き終えたら、そのフィルムをつないで映写機で上映。さて自分で描いた絵が、アニメーションになって見えるでしょうか?

    フィルムが映像になるまでを体験でき、子どもから大人まで楽しめる映像体験の入り口ともいうべきワークショップです。 他にも科学の魅力を体験できる様々なブースがそろいますので、ぜひご家族そろって楽しみにいらしてください。


    日 時 : 2009年9月13日(日)10:00~15:30

    場 所 : 東京学芸大学(小金井キャンパス)
          2009「青少年のための科学の祭典」東京大会 in 小金井 イベント会場
          http://koganei-net.org/kagakunosaiten/

    入場料 : 無料

    2009年9月9日水曜日

    メールニュースvol.1

    前回のvol.0に続いて、vol.1が発行されました!!
    当面は予定をまとめてお送りするかたちで継続します。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    小 金 井 ア ー ト フ ル ア ク シ ョ ン
    - collaboration × laboratory -
    メールニュース/no.1

    主催|小金井アートフル・アクション
    助成|平成21年度文化庁「文化による創造のまち」支援事業
    * 本事業は、小金井市芸術文化振興計画推進事業です。
    http://artfullaction.blogspot.com/
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    涼しくなったと思ったら、急に暑さが戻ってきましたね。
    小金井アートフル・アクション!よりお知らせです。

    〜ラインナップ〜

    今週!!委員会は公開されています。
    ■ 第1回アーティスト招聘準備委員会(9/9、24)
    ■ 映像WS「フィルムに描く 3秒アニメーション(青少年科学の祭典)」(9/13)

    来週!!連続企画と新企画が目白押しです。
    ■ 月例リレートーク2「地域で新しいアートの場所づくりをはじめるには??」(9/14)
    ■ 地域WS「アートで「からだ」と自然をつなぐ」(9/19)

    来月!!心の準備を。たぶん、また連絡します。
    ■ 月例リレートーク3「アートって社会に必要なもの??」(10/9)
    ■ 地域ラボ「フィールドミュージアムをつくろう!」(10/31、11/7)

    詳しくは以下をご覧ください。

    〜詳しいお知らせ〜

    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    アーティスト招聘事業
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    アーティスト招聘準備委員会(9/9、24)
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    アーティスト招聘事業は「市民とのコラボレーション」をテーマに、
    小金井へアーティストを招聘する3年計画の事業です。
    本年度は準備事業を通じてアーティストが決まります。
    すでに2回のアーティスト招聘準備講座が開催されました。
    3名の専門委員よりアートの動向や具体的なアーティストの活動紹介などがありました。
    そして、今週からは、講座へ参加者から3名が市民委員として加わり、
    委員会形式で議論が進められます。委員会は公開され、傍聴も可能です。

    日時|9月9日(水)19:00〜21:00
    場所|小金井市前原暫定集会施設
    http://tinyurl.com/oo8dn2
    *次回は24日(木)を予定しています。

    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    映像ワークショップ
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    フィルムに描く 3秒アニメーション(9/13)
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    何も映っていない透明の映画フィルムを、3秒分
    (計54コマ:30センチ程度)お渡しします。
    そこに、極細油性ペンなどで絵や文字を描いてもらいます。
    描き終えたら、そのフィルムをつないで映写機で上映。
    さて自分で描いた絵が、アニメーションになって見えるでしょうか。

    フィルムが映像になるまでを体験でき、子どもから大人まで
    楽しめる映像体験の入り口というべきワークショップです。

    日時|9月13日(日)10:00〜15:30
    場所|東京学芸大学(小金井キャンパス)
    2009「青少年のための科学の祭典」
    東京大会in小金井 イベント会場
    入場料|無料

    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    月例リレートーク第2回
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    地域にアートの新しい場所づくりをはじめるには??(9/14)
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    http://artfullaction.blogspot.com/2009/09/blog-post.html
    テーマは「アートの地産地消」

    アートイベントを単発的にするのではなくて、
    アーティストのみなさんに安心して作品制作をする環境を提供したり、
    取手市民をはじめ広く一般の方にアートのある生活を提案・提供することを
    目的に活動しているTRAP(Toride Re-Public Art Production)のメンバー、
    大石真依子さんに茨城県取手市よりお越しいただきます。
    「GALLERY & CAFE OMONMA Tent」での日頃の活動を伺いながら、
    参加者も交えて議論したいと思います。

    日時|9月14日(月)19時~
    場所|小金井市役所第2庁舎8階801号室(JR武蔵小金井駅徒歩7分)
    http://tinyurl.com/ld8glc
    定員|30人
    参加費|500円
    申込方法|メールにて(artfullaction[@]gmail.com)まで。
    もしくは、直接または電話、ファックス、Eメールで
    コミュニティ文化課(前原暫定集会施設内☎387―9923 FAX388-1323)へ。

    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    地域ワークショップ
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    アートで「からだ」と自然をつなぐ(9/19)
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    http://artfullaction.blogspot.com/2009/09/vol1919.html
    そのとき、からだは「なに」になる?

    私たちはいま、「からだ」が自然であることを忘れて暮らしています。
    そこで私たちは、ダンスカンパニーノマド〜sによるダンス・
    パフォーマンスのワークショップを通じて、「からだ」と
    自然のつながりをあらためて感じる試みを展開します。

    小学生以上なら、どなたでも参加できます。
    からだを動かす自信がない方も、ぜひどうぞ!

    日時|2009年9月19日(土)13:30~16:30
    場所|東京学芸大学 環境教育実践施設(農場)
    (小金井市貫井北町4-1-1)

    対象|小学校1年生から(親子参加や一般の方、初めての方もどうぞ)
    人数|30名(参加費無料)
    講師|池宮中夫・熊谷乃理子(ダンスカンパニーノマド〜s)
    申込|NPO法人ミュゼダクリ TEL:070-5592-6791 FAX:042-380-6772

    *動きやすい服装、運動靴で参加してください。タオル、帽子、
    飲み物などをお持ちください。土などで汚れるかもしれないので、
    着替えを用意してください(会場で着替えることもできます)。

    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    月例リレートーク第3回
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    アートって社会に必要なもの?(10/4)
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    障害のある方、高齢者、様々な立場の人とのコラボレーションから
    作品を生みだす真部剛一さんに、その現場から見える世界や新しい
    価値についてお話しをお伺いします。

    日時|10月9日(金)19時~
    場所|小金井市役所第2庁舎8階801号室(JR武蔵小金井駅徒歩7分)
    http://tinyurl.com/ld8glc
    定員|30人
    参加費|500円
    申込方法|メールにて(artfullaction[@]gmail.com)まで。
    もしくは、直接または電話、ファックス、Eメールで
    コミュニティ文化課(前原暫定集会施設内☎387―9923 FAX388-1323)へ。

    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    地域ラボ
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    フィールドミュージアムをつくろう!(10/31、11/7)
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    街の中を探索し、それぞれの人にとっての宝物を発見し、
    それぞれの方法でマップ化し、それぞれの人の小さなミュージアムをつくります。
    そのミュージアムが、回を重ね、人の発見を重ね、情報を共有することで、
    フィールドミュージアムに育てて行くと考えています。

    いろいろな人がいろいろなミュージアムをいろいろな所で多元的にアップデイトし、
    いろいろな人の情報や思いを共有し、螺旋状にミュージアムを育んで行くと
    すばらしいなと思っています。

    日時:10月31日(土)、11月7日(土)10:30~16:00
    場所:市役所西庁舎ほか
    対象:中学生以上 ただし、上記の2日間通じて参加できる方
    定員:20名
    参加費:無料
    申込先:NPOプレイス 042-304-1428(電
    話)042-304-2130(ファックス)DZF14052アット
    nifty.com(メール アットの部分を@に替えてください。)
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    以上です。

    いずれかの企画でお会いできることを
    楽しみにしています!!

    --
    -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
    小金井アートフルアクション
    -collaboration×laboratory-
    -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
    主催:小金井アートフル・アクション!実行委員会
    助成:平成21年度文化庁「文化芸術による創造のまち」支援事業
    *本プロジェクトは小金井市芸術文化振興計画推進事業です。
    http://artfullaction.blogspot.com/

    2009年9月7日月曜日

    アーティスト招聘準備委員会(9/9)

    アーティスト招聘事業は「市民とのコラボレーション」をテーマに、小金井へアーティストを招聘する3年計画の事業です。本年度は準備事業を通じてアーティストが決まります。すでに7月から8月にかけて2回でアーティスト招聘準備講座が開催されました。3名の専門委員よりアートの動向や具体的なアーティストの活動紹介などがありました。


    そして、今週からは、講座へ参加者から3名が市民委員として加わり、委員会形式で議論が進められます。委員会は公開で開催され、傍聴も可能です。詳しくは↓をご参照ください。

    -----------------------------
    小金井アートフル・アクション!
    アーティスト招聘事業 準備委員会
    日時|9月9日(水)19:00〜21:00
    場所|小金井市前原暫定集会施設
    *次回は24日(木)を予定しています。
    -----------------------------

    2009年8月19日水曜日

    月例リレートーク「日常とアートをつなぐにはどうすればいいですか」(第1回)

    再来週は下記のトークが開催されます。
    この月例リレートークは毎月違うテーマで年度中続きます。(ちなみに次回はカフェ(場づくり)がテーマです)
    ---
    月例リレートーク“相談しよう、そうしよう”
    第1回「日常とアートをつなぐにはどうすればいいですかーアサダワタルさん(大和川レコード / 築港ARCチーフディレクター etc…)に聞く」
    - - -
    月例リレートークでは、全国各地から、地域を拠点にアート活動を行なっているゲストをお招きし、お話をうかがいます。第1回となる8月のゲストは大阪からアサダワタル(大和川レコード)さんにお越しいただきます。アサダさんは「アートというメディアを介した多(他)分野交流!」をテーマとした築港ARCというプロジェクト運営を中心に、「アートと日常の架け橋」となるような活動を行なっています。今回は「日常とアートをつなぐにはどうすればいいですか?」をテーマに、アサダさんの日頃の活動を伺いながら、小金井アートフル・アクション!の今後の活動も相談しつつ、参加者の方々も交えて議論していこうと思います。

    日時|8月19日(水)19時〜
    場所|小金井市役所第2庁舎8階801号室
    定員|30人
    参加費|500円
    申込方法|メールにて(artfullaction[@]gmail.com)まで。
    もしくは、直接または電話、ファックス、Eメールで
    コミュニティ文化課(前原暫定集会施設内☎387—9923 FAX388-1323)へ。

    主催|小金井アートフル・アクション!実行委員会
    企画協力|kamm(小金井で、芸術を伝える、メディアをつくる)
    助成|平成21年度文化庁「文化による創造のまち」支援事業
    *本事業は、小金井市芸術文化振興計画推進事業です。
    http://artfullaction.blogspot.com/

    ゲストプロフィール|
    アサダワタル(a.k.a.大和川レコード)
    1979年生。大阪市立大学法学部政治行政コース卒。「日常再編集」を徹底したスローガンに、実社会に根ざしたプロジェクト型の表現、ならびに映像、音楽、テキスト、インターネットなど様々なメディアを用いたパフォーマンスを主体に津々浦々で活動。主に手がけているプロジェクトは「築港ARC」(大阪市現代芸術創造事業委託、チーフディレクター担当)、「208南森町」(住居用マンションサロン、メンバー)、「cocoroom」(アートNPO、副代表理事担当)の組織運営など。とりわけ最近のものとして「住み開きアートプロジェクト」(アサヒアートフェスティバル2009参加事業)、「KAMAN!- TV」(トヨタ財団助成事業)、「テレビをみる日」(音楽家 米子匡司とのメディアプロジェクト)など、また今夏以降、大阪中之島、兵庫淡路島、滋賀大津、青森八戸のプロジェクトに参加予定。その他、映画やCMにてドラム演奏、バンド「SJQ」(HEADZ/cubicmusic)のメンバーとして、そして某大手ポータルサイトの占いコンテンツライターとしても闇討ちで活動。昨年2008年、横浜BankART1929「CafeLiveSeries2008」にて「BankART賞」受賞。
    http://yrecord.exblog.jp/

    **次回予告(9月14日)***********

    第2回「地域の新しいアートスポットをはじめるには、どうしたらいいでしょうー大石真依子さん(TRAP(Toride Re-Public Art Production)/GALLERY & CAFE OMONNA Tent)に聞く」

    運営会議 報告

    アートフル・アクション!運営会議
    2009/08/18 19:00-21:00
    学芸大グラフィックデザイン研究室
    参加者:15名

    ■前回運営会議のふりかえり(配布資料参照)

    ■前回からの進捗状況
    実施報告:概要と参加したメンバーの感想
    ・8月10日 ガッコラボ×こどモード(学芸大)「プレイバック!こどモード!」
      参加11名。美術教育相談的な議論も 学校連携を進めていく第1歩
    ・8月12日 アーティスト招聘事業「アーティスト招聘準備講座」
      15人中13人が2回出席、6名が市民委員に応募。
      定員30名に対して少ないが、アンケートの回答と市民委員応募の熱意はある
      今回の参加者は熱心で理解のある人ばかりだったが、今後議会向けなどの理論武装は必要(市の予算ではないけど)
      報告の内容と推薦アーティストは面白かった ある程度の方向性は見せられた
      次回9月9日、選考された市民委員の方も交えて招聘準備委員会→年内にWS
      今後の議論は「企画」の議論、一人を選ぶというより組み合わせも含めた企画として議論する

    ■広報・メディアについて(配布資料参照)
    ・現状と課題の共有、議論

    ■今日の決定
    ・一覧できる紙媒体のひな形を作る→9月8日までにたたき台を作成
     ◎イメージ
     A3二つ折りをベースに、三つ折りにもできるもの
     小金井+近隣自治体にも配布できる感じ、境界は広げておく
     おけそうな面白い場所を心当たりつけておく
    ・まだ確定していない企画の内容をつめる→9月8日に相談
    ・交流の時間は別枠で設定(おそらく9月8日以前)
    ・決まっている企画については随時進捗報告

    ■告知
    地域ラボ「見つけよう!残そう!小金井の宝物」(仮)
    10月31日&11月7日、12月5日&12月12日
    「農と環境とアート」
    9月19日(ミュゼダグリ)、10月11日、10月25日(アールドル)、11月14&15日(環境博にあわせて最終公演)

    ■次回の日程
    ・企画会議(交流会は別):9月8日(火)18−21時@学大グラフィック研

    企画の運営を考えつつ、広報やメディア、いろんな方に発信してKAAの想いを伝えていくこと、これからやるべきことがたくさん見えてきた、大切な議論の時間だったと思います。これから一つ一つ、地道ですが、少しずつ実践に移していくことで、活動がつみあがって小金井アートフル・アクションになっていくのだと思います。時間はかかるけれど、こうしたプロセスを大切にしたいと思いました。
    合計3時間半!長い間おつかれさまでした。

    2009年8月12日水曜日

    アーティスト招聘準備講座 第2回

    日時|2009年8月12日(水)19:00~21:00
    場所|小金井市前原暫定集会施設(小金井市役所本庁舎向かい)

    アーティスト招聘事業は3年間の段階的なプログラムです。市民とアーティストのコラボレーションをテーマに地域外からアーティストを招聘し、小金井での作品の制作と発表を行います。
    1年目は招聘アーティストの決定、2年目は制作、3年目が発表です。初年度となる2009年度は招聘準備事業として2回の講座と6回の委員会を通じて3組のアーティストが決定されました。

    準備講座では3名の専門委員から、アートの現状と数組のアーティストや作品が紹介されました。ほとんどの方々は継続的に参加され、講座終了後には参加者から3名の市民委員を募りました。

    第2回は、専門委員の三ツ木紀英さん、大澤寅雄さんからの報告がありました。


    ■専門委員プロフィール
    三ツ木紀英(みつきのりえ)
    アート・コーディネーター/NPO芸術資源開発機構(ARDA)理事。1997-98年英国留学後、英国での日本人作家展覧会のコーディネートを手始めに、街でのアートプロジェクトや、児童館、高齢者施設、保育園でのアートプログラムを企画運営や、市立ギャラリーや美術館での展覧会企画制作などに関わる。2001年神田そばあーと、2004年「きょうのはやまにみみをすます」神奈川県立近代美術館葉山、川口市立アートギャラリー・アトリアにて、2007年「アーティスト・イン・スクール ― アーティストが学校にやってきた! ― 」、2008年「マイ・アートフル・ライフ ― 描くことのよろこび ― 」(2009年京都造形芸術大学に巡回)等。

    大澤寅雄(おおさわとらお)
    1994年、慶應義塾大学文学部卒。劇場コンサルタントとして公共ホール・劇場の管理運営計画や開館準備業務に携わる。2003年、文化庁新進芸術家海外留学制度により米国シアトル近郊でNPOによる劇場運営を研修。NPO法人STスポット横浜の理事・事務局長を経て、現在は(株)ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室研究員、日本橋学館大学非常勤講師、アートNPOリンク事務局、東京大学文化資源学公開講座「市民社会再生」運営委員を務める。アートと社会の関係についての調査研究や、音楽、演劇、ダンス等の映像撮影、編集等も行っている。



    主催|小金井アートフル・アクション!実行委員会
    助成|平成21年度文化庁「文化芸術による創造のまち」支援事業
    *この事業は、小金井市芸術文化振興計画推進事業です。