2009年6月29日月曜日

インプロワークショップ第2回

第2回 6/29(月)19:00〜21:00 小金井市前原暫定集会施設(A会議室)

こんにちは。インプロワークショップ参加者の弓井です。
前原集会室にて行いました。
この日は、演劇の日ということで、人はもともとクリエイティブだ!というテーマでした。

まず最初にワークショップのお手伝いをしてくださってるひろみさんのエクササイズを皆で行いました。
「宇宙と交信する」エクササイズです。皆で円を作り、左手は受信の手、右手は発信の手というつもりで、隣の人と手を重ねます。目をつぶって呼吸は止めないで意識を集中させます。
しばらくやった後は何だか気持ちがすっきりする様な不思議にふわふわした浮遊感が漂いました。

その後は二人一組になり、「ショートトリップ」をしました。一人が目をつぶりリラックスして、好きなところを思い浮べます。一人はどこにいるのか、や何が見えるかなど聞いていきます。私は海へ行きました。海の音や匂い、天気などを感じて何だかすっかり旅行気分になってしまいました。
その後、空を飛びました!
飛ぶ人が外に出ている間に他のメンバーで準備をします。集会室にあった椅子を使い、飛ぶ人に目をつぶってもらいます。他のメンバーで椅子を浮かし、うちわ
で風を起こしたり、ストールやタオルで飛ぶ人の体に当たる浮遊物を表現したり、下敷きでオゾン層を表現したり…
体験した参加者の皆はそれぞれに空を飛ぶ不思議体験をした様です。まったく手作りの装置なのに、人の想像力はすごい!

その後は、「パペット」をやりました。2人ペアになり、一人がパペットになります。パペットは喋れます。操り師は後ろからパペットの手を動かします。
それを使って、同窓会や結婚式の立食パーティー、西部警察の様な倉庫での決闘、巌流島での戦いをやりました。
今度は、操り師はパペットの近くでかがんで喋り、パペットが動きます。それを使って、西部劇、余命1ヶ月の花嫁などエチュードをたくさんやりました。
操られている方も操っている方も、お互いに引っ張ったり引っ張られたりしながらエチュードを展開させて行きます。
皆の感想は、「パペットを動かしている方が何故か大胆になる。」「動かされている方がなかなか思い通りにならない様子が見ていておもしろい」でした。毎週違うテーマなので次回も楽しみです!何よりその日のメンバーでしか作れないものなので、それがすごく楽しみであります。


(レポート作成:弓井茉那)

2009年6月28日日曜日

運営会議 報告

2009年6月23日(火)@学芸大デザイン研究室
参加人数:14名

<今回の議題(順不同)>
・進捗状況シェア
・運営連絡体制について・チーム内連絡体制
・市民のつなげ方・つながって行き方
・発信について
・メディアの具体的検討
・講座案検討
・今後の作業確認
・参加した市民の方の自己紹介

○今後の予定
・SNSとブログをオープン
・次回運営会議は7月14日(火)18:00−@学芸大グラフィック研究室
・次回企画会議は6月30日(火)18:00−@東京都小金井市役所第5会議室(西庁舎2階)
→・ガッコラボ(学校連携事業)と「アートとまちの企画」講座について
・7月23日・8月12日 アーティスト招へい事業公開準備委員会
・7月17日・子ども文化地域コーディネーター養成ワークショップ

はじめて運営会議に参加したボランティアの方が、
「このプロジェクトは新しい地域を作っていこうという感じがすごくする、可能性がすごくある。だから参加したいと思った。」
と熱い気持ちを語ってくださったのが印象的でした。

(レポート作成:中村美帆)

2009年6月22日月曜日

インプロワークショップ第1回

第1回 6/22(月)19:00〜21:00 小金井市役所第二庁舎801号室
参加者:13名

小金井市役所第二庁舎801号室は、とても見晴らしのいい部屋です。夕焼け空も暮れてきて、都心ほど眩しくない小金井の夜景を見下ろしつつ、ワークショップがはじまりました。
ボランティア説明会のときのように、呼ばれたい名前で名札を作るワークショップのあと、講師のどみんごさんが確認した約束事が2つ。
・がんばらない
・やすみたくなったらやすむ
約束を確認したあと、最初は2人1組で顔を描くワークショップと手紙を書くワークショップです。どれも力作ぞろい(写真参照)。それから、机といすを片付けて、即興で演じるワークショップをいくつか体験しました。3人で1人の人物のしゃべりを演じたり、集団で1人の人物を演じたり…楽しいけれどなかなか難しくて、あっというまに1時間経過、休憩時間となりました。

休憩のあとは2人1組になって、森の中を探検したり、ピラミッドを探検したり、2人でポーズを
取り合ってみたり。そのあと今度はみんなで輪になって、その中で誰かがとったポーズに、他の人が加わったり、見ている人がタイトルをつけてみたり。ごっこ遊びみたいなことをしているうちに、なんとなく「演劇」に親しみがわいてくる、そんな時間をすごして、最後は3人ずつ、即興で役割を分担してポーズをつないでいくワークショップで遊んで、終了。あっというまの2時間でした。

参加した人は、もともと演劇好きの人から、はじめてこんなことをやったという人まで、様々。振り返りで出た感想は、「やっているうちに難しく考えなくなってきた」「がんばったこと、つらかったことにどれだけ耐えられたかが評価される一般社会に対し、ここではがんばらなくていい、楽しんでいい」、「一人ではできないことができるようになる。一方で完全に思い通りにはならないことがわかった。」「大人の幼稚園」「心の解放装置」「目的はないけど何かが残る。」「何もなかった状態が、ワークショップが終わって楽しかったという思いが残った。無から有が生まれたといっていいんじゃないか。」など。それぞれ楽しく充実したワークショップでした。

インプロワークショップはあと4回。一応全5回ですが、単発での参加もOKです。
次回は
第2回 6/29(月)19:00〜21:00 小金井市前原暫定集会施設(A会議室)
小金井市前原暫定集会施設
小金井市前原町3-33-27
http://www.enjoytokyo.jp/OD003Detail.html?SPOT_ID=l_00019966
ちなみに、女性の方は高いヒールと短いスカートは避けたほうが、きっと楽しめますよ(笑)。

(レポート作成:中村美帆)

インプロワークショップ 全5回スケジュール

--------------------------------------------------------------------------
 小金井アートフル・アクション! 舞台芸術ワークショップ1
 インプロワークショップ
--------------------------------------------------------------------------
  □日時・場所
    第1回 6/22(月)19:00〜21:00 小金井市役所第二庁舎801号室
    第2回 6/29(月)19:00〜21:00 小金井市前原暫定集会施設(A会議室)
    第3回 7/ 6(月)19:00〜21:00 小金井市前原暫定集会施設(B会議室)
    第4回 7/13(月)19:00〜21:00 小金井市市民会館(萌え木ホール)
    第5回 7/27(月)19:00〜21:00 (発表会:新小金井駅周辺の予定)
  ・小金井市役所第二庁舎
    小金井市前原町3-41-15 tel.042-383-1111
    http://www.koganei-town.com/map/qo002285/
  ・小金井市前原暫定集会施設
    小金井市前原町3-33-27
    http://www.enjoytokyo.jp/OD003Detail.html?SPOT_ID=l_00019966
  ・小金井市市民会館(萌え木ホール)
    小金井市前原町3-33-25小金井市商工会館3階
    http://www.enjoytokyo.jp/OD003Detail.html?SPOT_ID=l_00019270
  □参加費 無料
  □講師  高尾隆(東京学芸大学・即興実験学校)
      中込裕美(即興実験学校・ケアとインプロ研究所)
      Kevin McHugh(ジャズ・ピアニスト) 他
  □目的 インプロ(即興演劇)の基礎を学ぶ。
      小金井市に関わる演劇関係者が出会い、交流する場となる。
  □対象 演劇、インプロに興味がある方ならどなたでも。演劇経験は問いません。
  □申し込み まだ方法が決まっていないのですが、とりあえず、
        上記の日時に上記の場所に直接来ていただければ大丈夫です。
  主催:小金井コ・ラボ事業実行委員会
  助成:平成21年度文化庁「文化芸術による創造のまち」支援事業

2009年6月21日日曜日

ボランティアスタッフ募集説明会

日時:6月17日(水)19:00〜
場所:小金井市前原暫定集会施設
参加者:29名

今日の説明会は、小金井アートフル・アクション!のキックオフでもあります。「説明会だけど、1つのアートを作る場として、アーティスティックにやりたい」というファシリテーターの高尾さんの提案で、机を片付けた広い部屋でワークショップ形式で進めることになりました。

最初にやったのは、「呼んでほしい名前の名札づくり」。ワークショップ中に呼ばれたい名前で名札シールに名前を書きます(おかげで、久しぶりにちゃんづけで呼ばれてうきうきしてしまいました!)。それから、両隣の人と3分間で共通点を3つ探すワークショップや、部屋の立ち位置で自分を表現するワークショップ(例えば部屋のこちら側から会場近くに住んでいる人、自転車できた人・・・と並んでいって、部屋の反対側がいちばん遠くから来た人になるように並んでみる)などを通して、会場の雰囲気がほぐれてきたところで、一度休憩。プロジェクト・コーディネーターの佐藤さんから、小金井市芸術文化振興計画推進事業「小金井アートフル・アクション!」について、そして事業のきっかけとなった小金井市芸術文化振興計画や小金井市芸術文化振興条例についても、簡単に説明がありました。

今年は小金井市芸術文化振興計画の1年目なので、「小金井アートフル・アクション!」を通していろいろ試してみることで、来年度以降の事業の推進基盤を作っていきたいこと、いくつもの企画や関わる人たちをゆるやかに「つなぐ」ことで、「小金井アートフル・アクション!」という一つのうねりとなる企画であることを、佐藤さんが説明してくれた後に、高尾さん(ワークショップ・ネームは”どみんご”さん)も、「このプロジェクトは行政が中身を決めてしまっているのではなくて、中身から地域の人たちが作っていけるのが何よりも魅力、不安もあるけど、どきどきしている」と語ってくれました。

後半は、アーティスティックなやり方を試してみるべく、ワークショップ「小金井アートフル・曼荼羅」に取り組みました。16枚をつなげた特大の模造紙に、過去・現在・未来について、個人の視点と社会の視点から、思い思いに言葉や絵を書き込みました。他の人の書き込みにコメントしたり、模造紙の上を歩いてみて地面からメッセージを感じてみたりしながら、およそ30分を経て、大きな「小金井アートフル・曼荼羅」が、無事完成しました。


はじめての進め方で戸惑った部分もありましたが、すぐになじんで積極的に書き込んだ人も、自分のペースでゆっくり見守ってくれた人も、それぞれ曼荼羅を囲んで笑顔だったのが印象的でした。書き込みをしているうちに小金井で共通の関心や課題も見えてきて、これからの小金井アートフル・アクション!につながる問題意識が共有できたのではないかと思います。

最後に、スタッフ・コーディネーターのおきさんから、次回以降のアナウンスがあり、参加者の皆さんにアンケートを記入してもらって、おひらきとなりました。参加したいと思った人、まだよくわからないけど気になるといってくれた人、年齢も職業も関わり方もきっと様々になると思いますが、いろんな人がつながっていって、小金井アートフル・アクション!がきっと楽しくなる、そんな風に思えたワークショップ説明会でした。

(レポート作成:中村美帆)