2010年9月30日木曜日

『住み開きネタ出し会』―突撃住み開きフィールドワーク東京編・プレイベントー

自分の住んでいる場所をセミパブリックスペースとして開く「住み開き」は日常編集家のアサダワタルくんによって提唱されたコンセプトです。(住み開きについて詳しくは→http://sumibiraki.blogspot.com)
ところで、よーく考えてみると、住み開きをしている場所って多いんです。
アーティストのアトリエ公開から、自宅でやっている教室、ウチ飲みなど、など。
10月23日―11月5日にかけて、都内のあちこちの住み開きスペースをたずね歩くプロジェクトをしますが、その前に、東京の住み開きスペースに詳しそうな以下15人に集まっていただいて公開ネタ出し会をします。
[東京の条件 WORKS 2010参加]

日時|2010年9月30日(木)19:00~22:00
構想・演出・実践への導き|アサダワタル/日常編集家・大和川レコード2、事編kotoami主宰http://yrecord.exblog.jp
場所|小金井アートスポットシャトー2F(JR武蔵小金井駅下車南口徒歩5分 小金井消防署前)
参加費|1500円
予約|https://fs222.formasp.jp/w799/form2/


司会|
岸井大輔/劇作家・東京の条件代表

ゲスト出演者|
池谷由美子/NPO.Kiss 事務局・KISSCAFE日直
臼井隆志/アーティスト・イン・児童館プログラム・ディレクター
大澤寅雄/文化生態研究
大谷薫子/フィルムアート社
大橋加誉/チクタク商店運営・墨東まち見世事務局
冠那菜穂/学生メディアセンターなないろチャンネル代表
後藤大輝/映画作家・BUNKANディレクター
作田知樹/プロジェクター・東京大学大学院文化資源学研究室・京都精華大学大学院講師・Arts and Law共同ディレクター・インターネットユーザー協会(MIAU)事務局長・クリエイティブ*コモンズ*ジャパン事務局・京都上桂CollectiveParasol

メンバー|
鈴木智香子/東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻都市 デザイン研究室博士課程
芹沢高志/P3 art and environment Executive Director
鳥越けい子/音遊び人・サウンドスケープ
原田淳子/原田企画・路地と人
藤原ちから/「エクス・ポ」&フリー編集者
九龍ジョー/ライター・編集者
AAPA/アートユニット

2010年9月26日日曜日

月例リレートーク2010 場をつくる #3「~アートの可能性を探る場をつくるには~ 伊藤悠さん(island)に聞く」

リレートーク第3回は、2010年1月より千葉県柏市において、
ひろく表現者の輪をつくり、表現の場を広げていくことを目的として
オープンしたアートギャラリーisland代表の伊藤悠さんにお越しいただきます。

ギャラリーの運営、展示やイベントの企画、webや書籍、
TVなどメディアの制作、作家のマネジメントなど様々な活動をされている
伊藤さんからアート表現の可能性をより見出すための場作りやその発信の仕方など
アートとの関わり方をより実践的にお話いただこうと思います。

前半はお話を伺い、後半は参加者の方々からの
質問・相談も受け付けて議論を進めていきます。
ぜひ、ご参加お待ちしています!

日時|2010年9月26日(日)14:00-16:00
会場|小金井アートスポット シャトー2F
(JR武蔵小金井駅南口徒歩5分/小金井市本町6-5-3シャトー小金井2階)

参加費|500円
定員|30人
ゲスト|伊藤悠さん(island)

申込方法|オンラインフォームにてお申込みください。

主催|小金井アートフル・アクション!実行委員会
企画|小金井アートフル・アクション!2010年度インターン
*本事業は小金井市芸術文化振興計画推進事業です。

ゲストプロフィール|
伊藤悠さん(いとう・はるか)
1979年生まれ。京都大学大学院人間環境学研究科修了。京都造形芸術大学芸術編集研究センター研究員、magical,ARTROOMディレクターを経て、islandを2010年1月より運営。展覧会の企画開催、アートフェアなどへの出展、本やCDの編集出版や「magical,TV」などのイベント企画、作家のマネジメントなどのほか、「THEECHO」「BEAMING ARTS」の運営、「101 TOKYO」クリエイティブディレクターなど。最近は「NEW WORLD」展「一枚の絵の力」展などを開催。
www.islandjapan.com/

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月例リレートークとは
小金井アートフル・アクション!月例リレートークでは、アートの現場で活躍する方々をゲストに迎え、お話を伺い、小金井での実践へのリレーを目指しています。2010年度のテーマは「場をつくる」です。場といっても物理的な場所だけでなく「人がいるから、場所になる」をテーマに、広い意味で「場」を考えています。また今年度のリレートークは事務局からバトンを受けたアートフル・アクション!2010年度インターンが企画運営を行います。

2010年9月24日金曜日

自治体文化行政セミナー001「文化行政、芸術文化振興、地域社会~小金井市の実践から(小林真理)」

小金井市では、平成19年4月に小金井市芸術文化振興条例ができ、平成21年3月には小金井市芸術文化振興計画が、平成21年4月より小金井市芸術文化振興計画推進事業として「小金井アートフル・アクション!」がスタートしています。条例と計画の策定にあたっては、小金井市と東京大学の共同研究によって行われ、全国に先駆けた新たな手法や視点が試みられました。


写真:「はじまる、小金井」展示風景(本セミナー会場にて再展示が行われます)

今回のセミナーでは、この分野の研究の第一人者であり、小金井市の条例制定から関わってきた、東京大学の小林真理先生に、これまでの成果と、未来のステップについて、今、現実に小金井市が挑戦していることをテーマにお話しいただきます。

行政が政策として文化に関わるだけでなく、行政のあり方への変革の視点をもって始まった自治体文化行政の対象とする領域は、福祉、環境、まちづくりなどさまざまな範囲に広がり、地域社会の多様な側面と関わりをもってきています。

文化行政、芸術文化振興だけでなく、広く地域社会との
さまざまな接点へ関心がある皆さんのご参加をお待ちしております!!

日時|9月24日(金)18:30〜20:30
会場|小金井アートスポット シャトー2F(ニーエフ)
(JR武蔵小金井南口徒歩5分/本町6−5−3 シャトー小金井2階)
* 会場では、計画策定までの経緯や、共同研究の成果をまとめたバナー展示も行っております。

講師|小林真理(東京大学人文社会系研究科准教授)
参加費|無料 *会場では飲み物を販売しております。
定員|30名
申込方法|オンラインフォームにてお申込ください。

講師プロフィール|
小林真理(こばやしまり)
東京大学准教授。文化の発展を支える制度、阻害する制度を研究している。著書に、『文化権の確立を目指してー文化振興法の国際比較と日本の現実』(勁草書房)、『指定管理者制度:文化的公共性を支えるのは誰か』(時事通信社・編著)等。

主催|小金井アートフル・アクション!実行委員会
* 本事業は小金井市芸術文化振興計画推進事業です。

2010年9月12日日曜日

Chateau Performance-art Margaux vol.2 「継続が同時」

東京を拠点として活動しているパフォーマンスアーティストたちの実験ワイナリー(醸造所)の第2回目のイベント。
東京で、2か月に1回、定期的に、パフォーマンスアートを紹介します。このような場所は、これまで、ありそうでなかったと思います。
今回は、設立メンバーのうちの3人に加えて、初参加が2人。コンセプトを「継続が同時」とし、5人同時に、おおよそ同空間で、約2時間のドゥレーションパフォーマンスを行います。ドゥレーションパフォーマンスというのは、簡単に言うと、「長い時間」のパフォーマンスということになりますが、観客はじっと立ち会っていても、いなくても、時々見るということでも良いのです。ショーとして見ていただくというより、時間に立ち会っていただくような形になります。コアなパフォーマンスアートファンも、パフォーマンスアートってなんだっけという方も、ぜひ、お気軽にお越しください。

村井元・山岡佐紀子・直方平ひろと・関谷イズミ・野本翔平


http://chateau-pa-margaux.blogspot.com/
問い合わせ|080-5447-9338 missingincity@gmail.com

日時|2010年9月12日(日)15:00~18:30
料金|1500円(1ドリンク付き)
会場|小金井アートスポット シャトー2F
協力|小金井アートフル・アクション!

Chateau Performance-art Margaux vol.1 「5つの作品」

東京を拠点として活動しているパフォーマンスアーティストたちの実験ワイナリー(醸造所)の第1回目のイベント。
東京で、2か月に1回、定期的に、パフォーマンスアートを紹介します。このような場所は、これまで、ありそうでなかったと思います。
今回は、設立メンバー5人によるパフォーマンスの作品を紹介します。パフォーマンス後のトークでは、それぞれの考え方、今後の展望などをお話させていただきます。
今後は、ゲストを呼びながら、場所の活性化を図っていきたいと思っています。
コアなパフォーマンスアートファンも、パフォーマンスアートってなんだっけという方も、ぜひ、お気軽にお越しください。

http://chateau-pa-margaux.blogspot.com/
問い合わせ|080-5447-9338 missingincity@gmail.com

日時|2010年9月12日(日)15:00~18:30
料金|1500円(1ドリンク付き)
会場|小金井アートスポット シャトー2F
協力|小金井アートフル・アクション!

2010年9月1日水曜日

voppivoppiの天地創造展<あとの祭り>


レッドゾーン・ネクストステージ 001+α
voppivoppiの天地創造展<あとの祭り>

「voppivoppiの天地創造展」を5日目のイベントの成果と
制作プロセスの映像ドキュメントで振り返ります。

2010年9月1日(水)〜4日(土)
14:00〜19:00 木曜日休み

小金井アートスポットシャトー2F(ニーエフ)

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voppivopppiってなんなのかを友達に聞いてみました。

『鼻歌を歌いながら、周りの期待も背負わず常にやりたい
事をやるようなそんな集団』

好きな表現媒体が違う4人組集団

それぞれが何かやるにしても、例えば2人だけでやるとしても、4人全員でやるとしても、いろんな表情を出すには、それだけ基本的なスタンスは落ち着いていて不可思議、何を考えてるかわからないきちっとした雰囲気っていうのがニュートラルでいいんじゃないか?と思ってます。

だそうです。

メンバープロフィール|
赤土翔一
仙台に生まれる。彫刻を始める。おおまかにいうと働きに興味をもっている。

後藤天
1983年東京生まれ。実験映画から制作を開始、プロジェクトアートを経て、2008年より主に音をテーマとした美術作品の制作やパフォーマンスを行ってきた。環境を含めた、音の "生まれ方" に興味がある。イメージフォーラム付属映像研究所29期卒。多摩美術大学映像演劇学科在学中。

十河佑美
1989年生まれ。多摩美術大学在学中。作品形態はインスタレーションからパフォーマンス、サウンド、演劇と様々。形式と意図を無効にする磁場についての作品を制作している。

佐藤佑樹
1986年生まれ。東京都出身。多摩美術大学在学。過去の作品の傾向として、主にパフォーマンス、アクション、インスタレーションで個人と社会の今を見つめる作品を制作している。視点の転換、思考の転換を促す作品を目指している。

レッドゾーン・ネクストステージ 001 の ごあいさつ

レッドゾーンは小金井アートスポット シャトー2F(ニーエフ)で、土曜の夜に開催される多分野・多ジャンルの交流イベントです。シャトー2Fは、本イベントを通して、いまここに生まれていく新たな表現と出会い、更新し続けるアートの可能性とともに成長していくことを目指しています。

月に一回のプレゼン・パーティーでは、発表者が独自の方法でシャトー2Fでの企画実現に向けてプレゼンテーションを行います。会場投票を行ない、選ばれた発表者はシャトー2Fでの企画の実現=ネクストステージへ向けて準備を進めていきます。「voppivoppiの天地創造展」は、このレッドゾーン・ネクストステージの第一弾企画です。

voppivoppiは多摩美術大学在学中の佐藤佑樹、後藤天、十河佑美、赤土翔一の4人によって結成されたグループです。インスタレーション、パフォーマンス、サウンド、演劇、彫刻など多種多様な表現手段を駆使する4人が集まり、グループとしてはじめての作品発表を行ないます。

今回の展示では、展示期間の6日間に、4人が公開制作として、作品をつくり続けます。それぞれの特性を活かした手法で「天地創造」という大きなテーマを解体し、表現し、展開していく独自の世界を5日目のイベントに集中させることを目指しています。

空っぽの空間でつくられ、生まれる、新たな世界。
本展を通じて、新たな創造の現場へお立会いいただければ幸いです。