インプロ・ダンス ワークショップ2009 3回目
ファシリテーターの中込裕美です。
全3回のインプロ・ダンスワークショップの最終回の第3回目を行ないました。
2009年12月 3日(木)19:00〜21:00
小金井市前原暫定集会施設 A会議室
まずは、簡単な自己紹介を行い、今までどんなことをしてきたかの紹介も兼ねて、
全3回参加されている方に、1回目と2回目の感想と、今日のリクエストを伺いました。
目を閉じての探求ワークがとても気持ちよかった、ということと、
とにかく楽しく踊りたい、ということでしたので、
前半からすぐに探求ワークを後半から踊ることをメインにした内容で進めることにしました。
まずは、部屋を暗くして、白熱灯のみの照明の中、
半眼・摺足で歩きながら呼吸を意識するワークを行いました。
最初に示した姿勢から、自然と動きやすい歩き方に変化してきたので、
そのままの流れで、目を閉じて、自由に歩いて探求するワークに。
自由にどんどん動ける方もいれば、色々と考えてしまって、なかなか動けなかった方もいたようです。
しばらく個人で探求した後、同じ事を見られる環境でやってみると、
どんな感じがするのか、試してみました。
時間の都合もあり、全員出来ませんでしたが、チャレンジした方、
出来なかった方ともに、いろいろと感じることがあったようです。
次に楽しく踊るワークをと考えて、2つのワークのどちらをやってみたいか、
参加される方がに伺うと、どちらもやってみたいということでしたので、
欲張って、両方行なうことにしました。
とはいえ、時間は限られているので、馴染むまで取り組むというより、
とにかくお試しで体験していただきました。
最初は、両手で体の前で輪っかを作り、歯車のように回転しながら、
他の人とくるくる踊るダンスを行ないました。
2つのチームに分かれ、初めのチームは、同じペアの人といろいろ回転を楽しみ、
もうひとつのチームは、個人でいろいろな人と出会いながら、回転を楽しみ、
ダンスを作っていきました。
次のダンスは、ダイアモンド・ダンスを行ないました。
即興の演劇で、ミュージカルを作るときなどに活躍するダンスです。
4人がひし形に並び、自分の前に誰も見えない人がリーダーとなり、踊ります。
他の人は、自分の一番前に見える人の動きを真似して、グループ・ダンスを作ります。
5チームに分かれて、それぞれに踊りました。
どのチームも、とても素敵なダンスが生まれ、観る側もとても楽しんだようです。
・日常でおどりたいときはあるなと気づいたかも。おどりたいときがあります。
・触れること、物でもカタチのないものでも、とにかく感じることが大事だと思いました。
・またまたニュージャンルだった気がして、新たな楽しみもいっぱいでした。今日は、今までより更に“コミュニケーション”感あるダンスでした(とくに後半)。
・楽しかったです。皆のみるのも楽しかった!みっちりな2時間(弱)でした。もっとながくてもよいなー。と思います。
・ずっと課題だったコトが、このWSに参加して少しずつ答えだったり、そこに辿りつくための路がみえたりできたので、場所は遠かったのですが、とても有意義でした。
・ぐるーっとまわって、いちばんさいしょにイメージしてた“ダンス”も体験して、やっぱり体をうごかせば、たのしいダンスだなって思いました。
・メンバーが毎回ちがったけど、そのメンバーによって雰囲気が違った気がする。場所、時間、人が違うだけで、同じことを違った感じ方で受け取れた。
・自分への感覚が敏感になるというか…。
カタルシスな感じ(笑)なんだかいやされました。
・発見や改めて感心したこといくつもありました。表現するということへの抵抗がなくなりました!
・見られてると思ってるからこそできる「自然」な動きがあるなあと。。。だって部屋に一人でいても踊り出さないですもん!
・自分ってこんな風にうごけるんだ!!と発見がありました。もっと早く来たらよかったと思いました。
・自分(の中)がとても静かだった、それを感じられたのがとても良かった。
・おちつこう、静かになろうと思った時、いつも雑念が入ってしまうが、今日は良いイミで空っぽになれました。
・ダンス、踊りの本来の意味に気付くことができました。
・自分から出てくる感情を表現し、そして他の人が表現するものに刺激を受けることが大切だと思いました。
・目を完全に閉じて身体まかせにしたら、歩みが止まって、何処も動かなくなって、今、身体が調子悪いところがじわじわわかってくる感覚に陥りました…。
・動きたいと思ってたのは頭で、身体は動きたいとは思わなかったのかなーとも思いました。
・「自分の体に素直に」って大事です。素直になることも大事ですが、たまに無茶することも大事だと思います。
・素直、正直の大切さがよく解った!!!体に心に正直に生きていきたいです。この習慣を日常に取り入れたい。
・自分でやることの面白さももちろんのこと、それ以上に他の人のアクションを見る方が面白かったです。
・「体が先生です」というお言葉を体で味わえて大変刺激を受けました。
・なんか良い意味でまだ物足りなかったです。今回のアクションをきっかけにもっと知りたい、もっとやりた欲求が刺激されました。
・体の力がすぅーっと抜けた気がします。
・普段の生活(授業も含めて)のなかで、私は「次は何をしなくちゃいけないのかな?」という意識を持つことが多いのですが、
このワークショップのなかでは「次はどうしようかな?」という思いも持てたし、何より身体に任せてみようという
新しい意識を知ることが出来ました!!気持ち良い状態で家に帰れそうです。
・バレエとは正反対のダンスで、バレエがいかに制限された動きであるか改めて感じさせられました。自分の体に正直になるってすごく気持ちよかったです。
・すごいリラックスできた。キンチョーがほぐれた、肩とか。でも最後のダンスをやるときはちょっとはずかしかった(笑)
・体に正直になるって、気持ちいいことだなぁと思いました。
いただいた感想後、学生さん方のレポートも拝見させていただきました。
ご指摘のひとつに、ワークショップの時間が短いこと、開始時間が遅いことがありました。
また、もっと感じたこと思ったことを話したかったという声もありました。
体が開くまでには時間が掛かるし、開いたらもっと深めたいし、どんどん他者とつながりたくなる…。
インプロ・ダンスワークショップの今後の可能性を示唆していただいたと思います。
ご参加くださったみなさま、ご協力ありがとうございました!
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