2009年6月21日日曜日

ボランティアスタッフ募集説明会

日時:6月17日(水)19:00〜
場所:小金井市前原暫定集会施設
参加者:29名

今日の説明会は、小金井アートフル・アクション!のキックオフでもあります。「説明会だけど、1つのアートを作る場として、アーティスティックにやりたい」というファシリテーターの高尾さんの提案で、机を片付けた広い部屋でワークショップ形式で進めることになりました。

最初にやったのは、「呼んでほしい名前の名札づくり」。ワークショップ中に呼ばれたい名前で名札シールに名前を書きます(おかげで、久しぶりにちゃんづけで呼ばれてうきうきしてしまいました!)。それから、両隣の人と3分間で共通点を3つ探すワークショップや、部屋の立ち位置で自分を表現するワークショップ(例えば部屋のこちら側から会場近くに住んでいる人、自転車できた人・・・と並んでいって、部屋の反対側がいちばん遠くから来た人になるように並んでみる)などを通して、会場の雰囲気がほぐれてきたところで、一度休憩。プロジェクト・コーディネーターの佐藤さんから、小金井市芸術文化振興計画推進事業「小金井アートフル・アクション!」について、そして事業のきっかけとなった小金井市芸術文化振興計画や小金井市芸術文化振興条例についても、簡単に説明がありました。

今年は小金井市芸術文化振興計画の1年目なので、「小金井アートフル・アクション!」を通していろいろ試してみることで、来年度以降の事業の推進基盤を作っていきたいこと、いくつもの企画や関わる人たちをゆるやかに「つなぐ」ことで、「小金井アートフル・アクション!」という一つのうねりとなる企画であることを、佐藤さんが説明してくれた後に、高尾さん(ワークショップ・ネームは”どみんご”さん)も、「このプロジェクトは行政が中身を決めてしまっているのではなくて、中身から地域の人たちが作っていけるのが何よりも魅力、不安もあるけど、どきどきしている」と語ってくれました。

後半は、アーティスティックなやり方を試してみるべく、ワークショップ「小金井アートフル・曼荼羅」に取り組みました。16枚をつなげた特大の模造紙に、過去・現在・未来について、個人の視点と社会の視点から、思い思いに言葉や絵を書き込みました。他の人の書き込みにコメントしたり、模造紙の上を歩いてみて地面からメッセージを感じてみたりしながら、およそ30分を経て、大きな「小金井アートフル・曼荼羅」が、無事完成しました。


はじめての進め方で戸惑った部分もありましたが、すぐになじんで積極的に書き込んだ人も、自分のペースでゆっくり見守ってくれた人も、それぞれ曼荼羅を囲んで笑顔だったのが印象的でした。書き込みをしているうちに小金井で共通の関心や課題も見えてきて、これからの小金井アートフル・アクション!につながる問題意識が共有できたのではないかと思います。

最後に、スタッフ・コーディネーターのおきさんから、次回以降のアナウンスがあり、参加者の皆さんにアンケートを記入してもらって、おひらきとなりました。参加したいと思った人、まだよくわからないけど気になるといってくれた人、年齢も職業も関わり方もきっと様々になると思いますが、いろんな人がつながっていって、小金井アートフル・アクション!がきっと楽しくなる、そんな風に思えたワークショップ説明会でした。

(レポート作成:中村美帆)

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