2009年11月28日土曜日

アートフルラジオカフェ&親子ひろば

アートフルラジオカフェ&親子ひろば
http://artfullcafe.blogspot.com/
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日時|2009年11月28日(土)・29日(日)11:00~18:00
場所|コミュニティ湧(小金井市本町6-5-3 シャトー小金井1階)
ライブチャージ料(フリードリンク付)|
大人(中学生以上) 500円
小学生以下 200円
親子割引(大人1子ども1)600円
*ろばやのコーヒー豆と小金井の「黄金の水」でコーヒーをお入れします。その他、紅茶・ジュースなど。

土曜日は、「くりやぶね」のお弁当(10食限定)
日曜日は、「おむすび研究所WaGaya」共同研究のおむすび(10食限定)を販売します。
http://wagayagaya.exblog.jp/

また両日とも、手作りクッキーや、「武蔵野お散歩珈琲」の天然酵母パンの販売もあります!

ラジオのプログラム ※当日の流れで多少前後する場合があります。
28日(土)
12:30~ [国語の時間] 絵本のよみきかせ
14:00~ [音楽の時間] 口琴ライブ&トーク [ゲスト]尾引さん、幕内さん
15:30~ [社会の時間] 小金井古今東西
16:30~ [芸術の時間] インプロ・パフォーマンス [ゲスト]福田さん

※13:00~ [家庭科の時間]フェルトマスコットづくりのワークショップを同時開催

29日(日)
12:30~ [国語の時間] 絵本のよみきかせ
14:00~ [音楽の時間] 口琴ライブ&トーク [ゲスト]幕内さん
15:30~ [社会の時間] 働く人 in 小金井
16:30~ [芸術の時間] 小金井アートフル・アクション!トーク

※13:00~ [家庭科の時間]フェルトマスコットづくりのワークショップを同時開催

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*アートフルラジオカフェのブログ
http://artfullcafe.blogspot.com/
カフェオープンまでの経緯なども書いていますので
ぜひご覧ください。

2009年11月27日金曜日

【報告】メディアラボ[映像編]3日目

メディアラボ映像編の第3週目は、映像作家/美術家の岩井主税さん「ドキュメンタリー映画の自主制作と公開について」でした。

岩井さんの作品『KIKOE』は開催中の横浜国際映像際「CREAM」にてまさにこの週末に上映されるなど、注目度の高いご活躍中のアーティストです。

『KIKOE』も、形式は全く新しいものですが内容はドキュメンタリーです。
今回の講座もテーマがドキュメンタリー映画についてということで、今まさに活動中の作家の方にお考えを伺うことができた貴重な機会でした。

講義は、岩井さんの美術大学在学中の短い作品の上映から始まり、まずどのように映像というものに入って行ったかを伺いました。

そして岩井さんがドキュメンタリーに興味を持つきっかけとなったというTV番組「世界ウルルン滞在記」の、言葉を全く翻訳することが出来ない部族の回の録画をご紹介いただき、そこで部族の方が描いた魚と日本のタレントが描いた魚の絵を例にとり、「全く同じものを見ている」という仮定がそもそも間違っている、ということやその他様々なことに衝撃を受け、ドキュメンタリーの世界に入って行くことになったということをお話いただきました。

そして『KIKOE』の予告編を15分程度流し、ドキュメンタリーの構成のお話や、具体的な撮影方法の断片をお話いただきました。

その他、岩井さんはテーマに沿って、ドキュメンタリー映画製作の流れのレジュメを一応ご用意くださっており、最後はそれに沿いつつ、出演者への許可申請や試写、地方の映画館と東京の映画館の状況の違い等、具体的にお話いただきました。

この日の講義はこれで終了でしたが、その二日後の11月29日、横浜国際映像際「CREAM」にて『KIKOE』の上映が行われ、上映後にトークショーがあったのですが、そこではこの日に聞くことが出来なかった編集の裏話など、興味深いお話を伺う事ができました。

2009年11月26日木曜日

インプロ・ダンス ワークショップ2009 第2回

ファシリテーターの中込裕美です。
全3回のインプロ・ダンスワークショップの第2回目を行ないました。

2009年11月26日(木)19:00〜21:00
小金井市前原暫定集会施設 A会議室


まずは、2回目の方に前回の感想を伺い、初めての方にはワークショップに参加した理由を伺いながら、
それぞれに簡単な自己紹介をしました。

前回、ストレッチから始めたのですが、自由に動くのが難しかったようなので、まずは呼吸から行ないました。
次に前回の振り返りも兼ねて、目を閉じて感じるワークを行ないました。
目を閉じたまま、手渡されたものを触り、それが何かをイメージするというゲームです。
自分の物を説明した後、となりの人にぐるぐる回していくと、説明されたものと実際の感触が一致し、
いろいろとイメージが湧くようで、みなさん口々に感想をいいながら行っていました。
最後に目を開けて、自分の物を確認してみると、イメージした色と違うという感想が多くありました。

次に、体をほぐすため、椅子に座って体を揺すり、緩めていきました。
しばらくやった後、今度は立って同じように揺すり、緩めていきました。
体の力が抜けたかどうか、腕を下ろして確認してもらいました。
次に、脱力して重さを下に落とし、そのエネルギーで、立ち上がってみました。
力を抜くのは難しかったようなので、あまり追求せず、次のワークに。

部屋の中を歩き、誰かが止まったら止まり、誰かが動いたら動く、というゲームをしました。
しばらくやった後、今度は、同じように目をつぶってやってみます。
感じられなくなったようだったので、2グループに分かれて、並んで一緒に歩く方法に換えました。
それぞれのチームで、スピードが合うチームと、並びの幅が合うチームとあり、面白かったです。

最後に、ショーイング(発表)を行い、ふたつのチームに分けて、それぞれ踊りました。
1番目のチームは、3人組を3組作り、それぞれ3人が一緒に歩くようにしました。
2番目のチームは、途中までは1番目と同じですが、途中、回転してバラバラになり、ひとりで歩くようにしました。
第1回目と違って、話し声が多く、演劇のような雰囲気のダンスとなりました。

今回は、ゆっくりじっくり始めたため、体(右脳)モードまでアプローチできませんでしたが、
また前回とは違うダンスが生まれ、興味深かったです。

・目をつぶって動くことが心地よかったです。
・舞台芸術を見なれている人にとっては、おもしろいところがいくつか。
・前回参加してもっと体験したくなりました。
・意外さにひきこまれ、つづけたくなりました。
・体の動きが軽くなったような気がしました。とてもおもしろかったです。
・皮膚でものごとを感じとったり、空気ごしに感じていたり、前回よりも、“感覚”をとぎすませた感じがして、これまた楽しめました。・体もほっこり、リラックスな感じでした!ありがとうございました!!(ハート)
・自然にゆだねるって大切だなぁと思いました。
・感じたこと、感じること、伝わってくること、伝えていけること全部、無駄なモノはなくて、見逃すのはもったいない!と思い、毎日をうきうきと過ごす気持ちが芽生えました。
・偶然の魔力はすごいと思いました。偶然を起すには常に自分がアンテナをはっていないとダメで、そのためにはニュートラルでいることが大事だ!って思いました。
・感覚をとぎすましてみたり、逆にムダなエネルギーを使わないようにしてみたり…とにかく自分のからだで感じるということができた2時間でした。

・最初は「知らない人と触れ合うのは恥ずかしいかな…」と思っていたけど、始まったらそんな事忘れていました。
・自分と自分のまわりを感じることによって、あぁーまわりと自然と一緒になるってこういうことなのかなぁーなんて感じました。つながるって楽しいなぁと思いました。
・非日常でした!体だけで“感じる”ことは意外と難しかったです。
・普段やらない、思いもつかなかったことを2時間できたので、とても楽しかったです。ありがとうございました。
・思っていたのと違ったダンスで、人間の身体についてすごく不思議に思える動きがあった。楽しかった。
・目を閉じて、何も見えない時こそ見えるものがあることを知りました。
・あといちじかんくらいやりたいー。です。たちあがりがゆっくりでたすかりました。ローテンションすきです。
・脱力たのしい。もっと歩きたいと思いました。人をみるのもおもしろいです。
・目をつぶって個々人の意図なく作品をつくる、という経験が初めてだったので、とても新鮮でおもしろいなーと思いました。
・目を閉じて歩くことがすごく恐かった。また、きで感じる力はすごいと思い、皮膚の感覚がおもしろいと思いました。
・人間は、力を抜くことは難しいと思いました。

次回12/3が最終回です。同じように、ゆっくりのんびり実験しながら、ダンスがどんな風に生まれてくるのかを楽しみます。ご興味がありましたら、どうぞご参加ください。ありがとうございました。

kamm radioに登場!(地域ラボ)

こんちには。事務局のサトウです。
師走も近づき、日々のスピードが上がっているように感じます。
というわけ・・・ではありませんが、先々週末の話です。

11月14-15日にかんきょう博へ参加してきました。
かんきょう博は、小金井市環境市民会議が開催しています。
今年は会場を東京経済大学として、国分寺と共催で行なわれました。

小金井アートフル・アクション!はパネルの展示と、
kammによるラジオ録音も一緒に行なってきました。


アートフル・アクション!のパネル展示 ↑


受付のはじっこにできた簡易スタジオ ↑

会場では4人の参加者の方へインタヴューをしましたが、
そこで、アートフル・アクション!実行委員長の
宮下さんaka久保田さんもインタヴューに登場しました。

パーソナリティーの平林さんと、来週開催の地域ラボや
小金井のさまざまなことが、絶妙な掛け合いで録音されています。
以下のリンクより、ぜひお聴きください。

kamm Radio
http://www.voiceblog.jp/kammradio/997642.html

話の後半にはウルトラセブンのメトロン星人の話も出てきますが、
実際の映像が気になり、オンラインで購入&視聴してしまいました。
ラストが衝撃的です・・・。

もちろん、話題の中心となった地域ラボもオススメです!
ぜひ、こちらもご参加ください。
http://artfullaction.net/2009/12/post-6.html


まちの宝物を探そう!
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フィールドミュージアムをめざして、マップをつくろう(12/5)
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ワクワクするもの、どきどきするもの、これまで見過ごしてきた宝物を
みんなで探して、世界に一枚しかない地図をつくろう!

たくさんの宝物と地図は、小金井フィールドミュージアムの始まり・・・
小金井のまちに出て、ワークショップを行います。

日時|2009年12月 5日(土)10:30~16:00
場所|小金井市役所西庁舎 ほか
参加費|無料
対象|小学校4年生以上(ご家族でも、ぜひどうぞ!)
定員|20名
講師|金田裕子(イリュージョンミル)/松原雅裕(デジタリウムプロダクツ)
申込方法|NPOプレイス (電話)042-304-1428/(FAX)

2009年11月24日火曜日

アーティスト招聘準備委員会第6回(11/24)

2009年11月24日(火)19:00~21:00
※専門委員会のみ

アーティスト招聘事業は「市民とのコラボレーション」をテーマに、小金井へアーティストを招聘する3年計画の事業です。本年度は準備事業を通じてアーティストが決まります。すでに7月から8月にかけて2回でアーティスト招聘準備講座が開催されました。3名の専門委員よりアートの動向や具体的なアーティストの活動紹介などがありました。

公式の委員会は4回でしたが、議論は尽きず、2回の延長となりました。

2009年11月22日日曜日

【報告】フィルム・インスタレーション・ワークショップ 

先週末、光とフィルムの映像表現ワークショップの 第2弾「フィルム・インスタレーション」が終了いたしました。

8ミリフィルムを用いて映像インスタレーション作品を制作するワークショップ最終日は、「第21回武蔵野はらっぱ祭り」内の映像出展「はらっぱシアター」にて作品を発表しました。会場となったのは都立武蔵の公園くじら山裏手の雑木林で、各自のアイデアによる様々なスタイルのスクリーンを設置し、自分たちの手で自家現像した8ミリフィルムを映写しました。当初予定していた11月22日は雨天の予報だったため翌日に延期となりましたが、23日は幸い秋晴れに恵まれ、はらっぱ祭りに訪れた多くの来場者に作品を見てもらうことができました。

以下は記録映像のyoutubeリンク先になります。

11月23日:ワークショップ第3回
「はらっぱシアター」の模様。

記録映像撮影・編集:堀江武

11月8日:ワークショップ第2回
8ミリフィルムの自家現像、編集、試写の模様。

記録映像撮影・編集:藤山正直

10月25日 第1回
オリエンテーションとインスタレーション会場の下見、機材貸し出しなど。

記録映像撮影・編集:堀江武

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8mmFILM小金井街道プロジェクト
http://shink-tank.cocolog-nifty.com/perforation/

2009年11月20日金曜日

【報告】メディアラボ[映像編]:2日目

メディアラボ映像編の第2週目は、映画監督の坪田義史さん「虚構と現実 個人的な映像表現について考える」でした。

場所は市役所の会議室です。

挨拶もそこそこに、まずは作品をということで、DVDをプロジェクタでスクリーンに投影しての簡易な上映会が行われました。

作品は講師の坪田さんが美大に在学中に制作されたもので、なんでもどこかの地方で上映された際に、物議を醸した問題作だとか。ドキュメンタリー風に物語が展開してゆきます。

家庭内暴力の父親、家庭から逃げ出す主人公、やり場の無い思いのはけ口のようなセックス。舞台は家の中から街へ、そして新幹線・バスを乗り継いで青森の恐山へ。
独特の色彩に加工された画面と、デジタルビデオカメラで撮られたような画面のゆれ、そしてハードな音楽。
本当にここは市役所の会議室なのか?と疑ってしまう様な、性と霊的なものとの錯綜。

そして上映が終わり、講師の説明で物語はすべてフィクションだと明かされた時、正直ほっとしました。

物語をあたかも事実と誤認してしまうような作品形式は、テレビのワイドショーを強く意識して制作されたからだとか。映そうとして映したものではない、よくあるUFOの拡大映像のような、画面に「映ってしまった」というものに強く惹かれ、そのようなものを表現しようとしたのだとか。

参加者の中には、作品の破天荒なイメージと、普段の講師の先生の様子にどうしてもギャップを感じる、それは一体どういうことですかと質問していた方もいらっしゃいました。それほど激しい作品でした。

そして作品をどのように制作したかというお話に移って行きます。

第一週目の鷺山さんのお話と同じ様に、入念な準備が語られます。実際に青森の恐山に取材に行った事、そこでの偶然の出来事に、最初考えていた構想から変化し、発展していったことなど。

作品制作には、ねらいと運が必要、ということを教えていただきました。

また、なぜ映画作家になったのか、というお話では、坪田先生が青春を過ごされた時代の文化の流れを伺うことが出来ました。
私小説ブームや、現代のブログ的リアリティ以前の、人の日記を読んでしまうようなリアリズムは、一体どう表現されていたか、また8mmフィルムというものの良さとの出会いなど。
しかし現在の表現方法に出会えたのは、やはり面白いものを「探していた」という事情があったから。テレビでもなく、ブルーフィルムでもなく、面白いものを、という事でした。

そして60〜70年代の「成れの果て」として90年代。様々な情報がデジタル化し、スピード感が増す前後、のような状況の時、手持ちカメラという選択をされたとか。
リトアニア人映画監督で、日記映画でよく知られるジョナス・メカスなどの影響もあったそうです。

質疑応答では参加者の忌憚ない質問に快く応じていただき、とても有意義な講座でした。

2009年11月19日木曜日

インプロ・ダンス ワークショップ2009 第1回

ファシリテーターの中込裕美です。
全3回のインプロ・ダンスワークショップの第1回目を行ないました。

まずは、このワークショップに参加した理由と、簡単な自己紹介をしました。ほとんどの人がダンス経験がないようでした。

次に体をほぐすため、肩幅で立って膝をゆすり、上半身を緩めます。そして間接をほぐしながら、次第に歩く動作にしていき、ストレッチしていきます。歩きながら、色々なイメージの中で遊びました。ゼリー状の中、暑いサウナの中、ミストサウナの中、春の風の中、秋の風の中、天国、地獄、夏の砂浜・・・最後は、自分の家の中を歩きました。

今度は、周りとの関係で生まれる動きを体験してもらいました。ルールに沿って動くだけで、全体にまで動きが生まれるダンスです。
誰かの後ろについて歩いたり、その先に誰かを見て歩いたり、隠れるのを辞めて、追い抜いたり、正三角形を作ったりしました。

次に、目を閉じた人をもう一人が誘導しながら歩くワークを行ないました。しかし、恐怖心から、おしゃべりが多くなったり、気分が悪くなった人が出来てたので一度中止。頭から体(左脳から右脳)にモードがシフトするとき、恐怖心から防衛本能でノイズが入る。ということをお話して、一度、個人で探索してもらうことにしました。

一人ひとりが目を閉じて、一人で部屋の中を探索します。最初は、蛍光灯を1列だけ付けた中を歩き、そのうちに、蛍光灯を消して、白熱灯にしました。白熱灯の明るさを変化させたり、動かしてみたりも。最後は、見付けたお気に入りの場所に行ってしばらく佇み、目を開けました。30分くらい行なったので、みなさん、すっかり体(右脳)モードに入った様子。感想を聞いても、言葉にならないようすだったので、先にダンスを発表することにしました。

ショーイング(発表)では、ふたつのチームに分けて、それぞれ別のルールで踊りました。1番目のチームは、リード&フォローで音楽に合わせて踊り、2番目のチームは、いろいろな歩き方を音楽に乗せてダンスを作りました。

体(右脳)モードになっているところを言語を司る頭(左脳)を働かせるために、先にアンケートを書いてもらった後、輪になって感想をシェアしました。

 ・とっても不思議な気分。不思議発見。
 ・少し、イメージした「ダンス」とは違いましたが、新たな表現活動を体験できた気がして、とてもおもしろかったです。
 ・ふしぎな体験でした。体のありとあらゆるパーツをつかった気がします。
 ・人間の何か性質というものを実感しました。
 ・インプロ・ダンスがこんなに楽しくておどろきました。
 ・その場の状況、音楽に何も気にせず、身を委ねるだけで、あのようなことができることにとても感動しました。
 ・全体を通して楽しくやることができました。
 ・ほとんど会話はなかったけれど、自分がリラックスしたら、自然とみんなのことが好きになれた。
 ・普段は感じないような不思議な気持ちになりました。
 ・目を閉じて行なった時、周囲の音を聞こうという緊張気味の気持ちとなんだか眠くなるような落ち着くような気持ちとが両方襲ってきて、本当に何とも言えない感じになりました。
 ・最初は恥ずかしさやためらいがありましたが、どんどん行っているうちに恥ずかしさが消えていって自分の思うように身体がうごくようになりました。
 ・表現の頂点をみた!楽しかった。1人でも2人でも楽しかった。皆だともっと楽しい。
 ・想像と異なっていた。
 ・感覚、感じるってすごい!!楽しむと怖くなくなった。感じるままに感じるって本当にありのままだ。頭使うと感じなくなる。
 ・感じながら風になったようで気持ちよかったです。目をとじていたときは五感がフルに感じている感じでした。
 ・夢の中に迷い込んだような気持ち。記憶があまりないけど、心地よかった。すごく眠くなった。

次回11/26も、このような感じで、ゆっくりのんびり実験しながら、ダンスがどんな風に生まれてくるのかを楽しみます。ご興味がありましたら、どうぞご参加ください。ありがとうございました。

2009年11月18日水曜日

月例リレートーク「音環境から、環境/地域へ関わるには」(第4回)

11月18日の月例リレートーク第4回のお知らせです。
「音環境から、環境/地域へ関わるには」をテーマに、
日本でのサウンドスケープ研究の第一人者、鳥越けい子さんをお迎えします。

音風景=サウンドスケープは「聴く」だけではなく、
それをきっかけにして五感から周囲の環境を見直す考え方です。

今回のテーマは「環境」。
「かんきょう博2009」(11/14-15)の開催迫った
小金井市環境市民会議にも協力いただきました。

また、ゲスト鳥越さんと青学総合文化政策学部の学生さん、
劇作家の岸井大輔さんが取り組む「SCAPE WORKS 百軒店 2009」も開催中!
当日はこぼれ話も聞けるかも・・・。

これまでリレートークは小金井市役所を拠点としてきましたが、
今回より街へ出ます。会場のスペースリバースは歯医者さん。
お間違えなくお越しください~。 

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音風景から、環境/地域へ関わるには?(11/18) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー http://artfullaction.net/2009/11/4.html 
「音の風景」と訳されるサウンドスケープ。 
聴くことをきっかけに、五感から風景を感じる。 

日常での環境との関わり方を見直すことへ、
今一度、耳を傾けてみませんか。

日本でのサウンドスケープ研究の第一人者、鳥越けい子さんをお迎えします。 
研究のみならず、全国各地でさまざまな「音風景」を介した実践も行う、
 鳥越さんのお話を伺いながら、後半は参加者と一緒に議論をしていきます。 

日時|2009年11月18日(水)19:00-21:00 
場所|スペース・リバース
(小金井市本町1-8-1 日興パレス小金井202/042-386-7900)
参加費|500円 
対象|環境や、地域を拠点としたアート活動へ関心のある方など、
どなたでも。(小金井市内外を問いません) 
定員|30名 
ゲストプロフィール|鳥越けい子(Keiko Torigoe)
サウンドスケープ研究/青山学院大学総合文化政策学部大学教授 
東京芸術大学音楽学部卒、同大学院修了。日本各地の音文化の調査研究を
おこないつつ、「音の風景」をテーマに、生活文化の継承や伝統文化の
新たな活用を視座に入れたまちづくり、環境をめぐるデザインから保全に至る
各種のプロジェクト、都市をフィールドにしたワークショップ等を展開している。
2008年より青山学院大学総合文化政策学部大学教授。 
著書に『サウンドスケープ-その思想と実践』、
『サウンドスケープの詩学:フィールド篇』。

2009年11月13日金曜日

メディアラボ[映像編]

メディアづくりのはじめの一歩を学ぶ実践型講座「メディアラボ」。
編集デザイン編と映像編の2部構成で開講します。

10月には編集デザイン編を実施しました。
11月は映像編です。3回の講座を通じて、映像の世界をのぞいてみませんか?
3回の講座を終えた後、実践編として、12月に行われるアートフル・アクション!のワークショップを取材し、
映像作品を作ります。


第1回 【授業テーマ】『1シーンで学ぶ映像体験 アイデアの幅を広げる』
■日時 2009年11月13日(金)19:00〜21:00
■場所 前原暫定集会施設B会議室
■参加費 500円(3回分)
■対象 メディアづくりに興味のある方
■定員 15名(3日間とも参加できる方を優先にしますが、単発参加もOKです。)
■講師
鷺山 啓輔氏(映像作家)
■講師プロフィール
鷺山 啓輔(映像作家)
1977年生まれ。武蔵野美術大学映像学科で、ドキュメンタリー、写真、アニメーションを学ぶ。卒業後、主に現代美術のフィールドで作品を制作し、国内外で展示、上映多数。主な作品に「明滅して刻画」2009、「B.V」シリーズ?-? 2005-2007、「A Revolving Floater」 2004(フィルム・インスタレーションが中心)。東京を拠点に、映像作家として活動中。阿佐ヶ谷美術学院非常勤講師。


第2回【授業テーマ】『虚構と現実 個人的な映像表現について考える』
■日時 2009年11月20日(金)19:00〜21:00
■場所 市役所第2庁舎8階801会議室
■参加費 500円(3回分)
■対象 メディアづくりに興味のある方
■定員 15名
■講師
坪田義史氏(映画監督)
■講師
プロフィール
坪田 義史(映画監督)
神奈川県出身。2000年、多摩美術大学在学中に制作した映画『でかいメガネ』がイメージフォーラム・フェスティバルにてグランプリ受賞。各地の映画祭にて招待上映される。
2009年ワイズ出版製作 映画『美代子阿佐ヶ谷気分』全国ロードショウ公開中。
作家として作品を発表する傍ら、CMやPV、Vシネマの演出も担当。

第3回【授業テーマ】『ドキュメンタリー映画の自主制作と公開について』
■日時 2009年11月27日(金)19:00〜21:00
■場所 前原集会施設B会議室
■参加費 500円(3回分)
■対象 メディアづくりに興味のある方
■定員 15名(3日間とも参加できる方を優先にしますが、単発参加もOKです。)
■講師
岩井主税氏(映像作家/美術家)
■講師
プロフィール
岩井主税(映像作家/美術家)
1977年群馬県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修了。映像/平面/立体/インスタレーションなど、手法や素材を超えて「記録/版」という現象自体に言及する制作を続けている。テレビ番組制作参加後、自主制作で完成させた音楽家大友良英ドキュメンタリー映画『KIKOE』はロッテルダム国際映画祭をはじめ世界各地で上映されている。

【報告】メディアラボ[映像編]1日目

メディアラボ映像編の第一回目は、映像作家の鷺山啓輔さんのワークショップだった。鷺山さんの作品には水のイメージが多く登場するが、偶然だろうか、外は激しく雨が降っていた。

まずは鷺山さんの作品を紹介していただいた。映像作品なのだが、最初はスライドで説明を加えながら。モチーフや、展示の仕方、展示に使用する素材、映像に使用する素材、そしてどんな作品に影響を受けたかなど、かなり詳しく説明して下さった。非常に淡々と語られるため、思わず軽く流してしまいそうになるが、ひとつひとつが作品作りにはとても重要な事柄ばかりだった。スライドだけで作品を見ていると、やはり映像が観たくなる。次にスライドの中からいくつか映像をピックアップしていただいて、それらを鑑賞した。
窓の外がどんどん水の中へ沈んで行くという不思議な感覚を生む作品『浮き島』、湖面すれすれで撮影された湖の映像、まるで青い壁画に描かれたかのようなアニメーション『B.V』、そして一人の青年の心の中を探検するような作品『B.V second season』。最後のシーンの氷筍の空間がとても幻想的だった。

後半は、鷺山さんが影響を受けた作家の映像をいくつかを紹介していただき、部分的に鑑賞した。フィンランドの女性映像作家の『ラブイズトレジャー』、シュワンクマイエルの『棺の家』、ドキュメンタリーの作り方として観てもとても参考になるという『沈黙の世界』、伊藤高志の実験映像『THUNDER』。最後は合唱曲「チコタン」をもとに作られた岡本忠成のアニメーション作品でしめくくった。

現代美術の作品にはたくさんの謎が詰まっている。存在そのものが謎かもしれないし、ある特定の色を使うのが謎かもしれないし、モチーフが謎かもしれない。作品鑑賞というのは、その謎を解くのが楽しい。謎を解くのが楽しいとは言っても、謎は決して解けることはない。言葉で明快に表現してしまったら、その謎は死んで、何か別のものになるのだろう。朝になったら見えなくなってしまう、星の光のように。一般に、その難解さを腹立たしく思われたり、敬遠されたりしているというのが現代美術の側面と思う。

今回のワークショップは「他人の作品を鑑賞する」ということが主なテーマだったと思うが、作品鑑賞の体験が深ければ深いほど、自分の作品に深みが増してくるのではないだろうか。ワークショップは全体を通じてとても静かに進行し、参加者からの質問なども特に出なかった。これはとてももったいないことだ。私たちはその気になれば、「この作品のこの場面は、何を意味しているんですか?」と尋ねてヒントを得ることができたかもしれない。相手の作品に対する質問は、その作品に込められた謎を解くヒントを得られることがあるだけではなく、それが自分の創作のヒントとなることも多い。

作品を観ることはコミュニケーションだ。作品という相手に対して興味を持ち、問いかける。作品を感じることによって、感じている自分を感じることができる。自分があって初めて、作品に己の思いを封じ込めようという必然が生じて来る。

そしてこのワークショップでは作家自身が自分の作品を紹介してくれていた。自分がこれから作品を作ろうという時、現役の作家にどのようにその作品が作られたのかを詳しく聞くことができるというのは、とても貴重な機会だと思う。それは少しの間、作家の創作の旅路にご一緒させてもらえるような、特別な体験だと思う。

ワークショップの最後に、作品の中に何度も登場した「水」のイメージについて、鷺山さんにお聞きした。ご本人でも無意識だったらしく、「水」に対する謎はその場では回答を得られなかった。なぜ水が登場するのかはわからないが、水は常に振動したり波立ったり、動きのあるものなので、映像の対象としてはおもしろいのだろう、というような事をおっしゃって、私もその時はそれで納得したのだが、雨の中帰る途中、プールや海の中へ潜った時の音の感じ、あのふっと音がやわらかくなり、周りの物事全てが遠くなる感じを思い出した。あのなんとなく守られているような感じが心地よくて、よく会社などでつらいことがあった時、帰りの電車の中で自分が深く水の中に潜っていると想像していたことがある。なんとなく傷が癒えるような、それでも完全に癒えたわけではないので、胸の奥に悲しみをたたえているような、そんな感じを鷺山さんの作品に重ね合わせると、また新しい楽しみ方ができそうな気がした。私の個人的な、ごはんにマヨネーズをかけて食べるといったような、ほんとうに個人的な嗜好だと思うが。

映像のワークショップはあと2回。参加者が作品を作る機会もあるそうで、とても楽しみだ。

2009年11月12日木曜日

「アサヒタウンズ」さんに掲載いただきました!


今週末にフィナーレを迎える、ダンスカンパニーノマド〜sによるダンスワークショップ「アートで『からだ』と自然をつなぐ」が『アサヒタウンズ』さんでご紹介いただきました。10月8日付です(ご紹介が遅れました・・・)。

「感覚解き放ち、好きなものに成りきって 自然の中で自由にダンス」
「芸術を通して街づくりを進めようというものだが、今回のように、
従来のイメージのアートにとらわれない催しも多い」

ふむふむ・・・。じっくりと読みこんでしまいます。

以上、事務局サトウより報告でした。
(担当はtwitterだけじゃないんですww)

あ、今週末のワークショップの
フィナーレへもぜひお越しください〜。
↓↓
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地域WS「アートで「からだ」と自然をつなぐ」vol.3 ( 10/25)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
http://artfullaction.net/2009/11/vol3.html
http://artfullaction.net/2009/11/vol3-1.html
そのとき、からだは「なに」になる?

私たちはいま、「からだ」が自然であることを忘れて暮らしています。
そこで私たちは、ダンスカンパニーノマド~sによるダンス・パフォーマンスの
ワークショップを通じて、「からだ」と自然のつながりを
あらためて感じる試みを展開します。

武蔵野の大地にはいくつかの河岸段丘があり、
国分寺から小金井・三鷹をとおって大田区に至るものは
「国分寺崖線(がいせん)」(小金井では「はけ」とも)と呼ばれています。

国分寺と小金井の境に位置する東京経済大学の新次郎池は、
その崖線からの湧き水がたまったものでかつては「わさび田」として利用されていました。ワークショップはこの新次郎池でフィナーレを迎えます。

最終日の11/15は2人の講師とともに、新次郎池周辺を
舞台にみんなでパフォーマンスダンスを発表する予定です!!
(雨天時は100周年記念館体育室)←変更になりました(11/12編集)

小学生以上なら、どなたでも参加できます。
からだを動かす自信がない方も、ぜひどうぞ!
*「かんきょう博2009in小金井+国分寺」のプログラムとして開催します。

日時|2009年11月14日(土)14:00~16:00、11月15日(日)13:00~16:00
場所|東京経済大学 新次郎池
対象|小学校1年生から(親子参加や一般の方、初めての方もどうぞ)
人数|40名(参加費無料)
講師|池宮中夫・熊谷乃理子(ダンスカンパニーノマド~s)
申込|アールドール TEL:070-5592-6791 FAX:042-380-6772

*動きやすい服装、運動靴で参加してください。タオル、帽子、飲み物などをお持ちください。土などで汚れるかもしれないので、着替えを用意してください
(会場で着替えることもできます)。

2009年11月10日火曜日

twitterからオススメ!メディアラボ(映像編)

こんにちは。事務局のサトウです。
急に寒さが厳しくなったと思ったら、
これまた急に寒さが和らいできましたね〜。

さてさて、アートフル・アクション!では、
ウェブサイトブログメールニュースなどのに加えて、
話題の140字つぶやきツール、ツイッターを導入しています。

ここでは、ツイッターのつぶやきを
そのまま、まとめて掲載することで、
アクションの見どころお伝えしています。

メディアラボ(映像編)は
今週金曜日から始まります。
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  • 映像づくりの基本を第一線の映像作家/映画監督/美術家の講師から学びませんか。メディアラボ(映像編)は11月13日スタート!http://twurl.nl/gse1vo posted at 19:02:32

  • 11/13の講師は映像作家の鷺山啓輔さん。テーマは『1シーンで学ぶ映像探検~アイデアの幅をひろげる~ 』です。今年1月にはArt Center Ongoing(吉祥寺)での映像インスタレーションが話題となりました。http://twurl.nl/80jmo1 posted at 19:09:25

  • 11/20の講師は映画監督の坪田義史さん。テーマは『虚構と現実 個人的な映像表現について考える』です。坪田さんが監督を勤めた映画『美代子阿佐ヶ谷気分』は全国ロードショウ公開中です!http://www.miyoko-asagaya.com/ posted at 19:16:22

  • 11/27の講師は映像作家/美術家の岩井主税さん。テーマは『ドキュメンタリー映画の自主制作と公開について』。音楽家大友良英さんのドキュメンタリー『KIKOE』は世界各国で上映され。http://www.kikoe-otomo.com/ posted at 19:18:59

  • (切れてしまったので、続きを)『KIKOE』は世界各国で上映されています。現在開催中のCREAM ヨコハマ国際映像祭2009へも出品されています。http://www.ifamy.jp/programs/single/445/ posted at 19:23:08

  • と、豪華な講師陣を迎えたメディアラボ(映像編)の定員は15名。講座終了後は実践編として取材&映像作品の制作も行ないます。ぜひぜひ、ご参加お待ちしています〜! http://twurl.nl/brm2gn posted at 19:27:26

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    あっという間に流れてしまう、
    ツイッターのつぶやきを
    今後もまとめてお送りしていきます〜。

    +ツイッターのアカウントは@artfullactionです。
    +ブログへのつぶやきの転載にあたっては、
    twitterアーカイヴサイトの「twilog」を利用しています。

    2009年11月4日水曜日

    アーティスト招聘準備委員会第5回(11/4)

    2009年11月14日(土)19:00~21:00
    ※専門委員会のみ

    アーティスト招聘事業は「市民とのコラボレーション」をテーマに、小金井へアーティストを招聘する3年計画の事業です。本年度は準備事業を通じてアーティストが決まります。すでに7月から8月にかけて2回でアーティスト招聘準備講座が開催されました。3名の専門委員よりアートの動向や具体的なアーティストの活動紹介などがありました。

    公式の委員会は4回でしたが、議論は尽きず、2回の延長となりました。